インプラントと無痛鎮静法

本日の患者様は30代の男性の方。

無痛鎮静法左右奥歯の欠損をインプラント治療で治したいとのご希望でご来院された。

インプラント治療の期間や費用、リスクなどなど一通りのご説明をさせていただいたのだが、患者様の不安はインプラント治療は痛くないかとのことであった。

インプラント治療のお痛みに対する不安を訴えられる方は非常に多い。
顎の骨をドリルで削って、チタンのネジを入れるのだから患者様の不安も当然の事だ。

インプラント(フィクスチャー)の埋入手術は、そのインプラントメーカーが推奨する回転数、トルクを設定した専用のドリルを用いて行う。
骨に穴を開ける作業も非常に繊細に行われる。
したがって、患者様が想像されるよりも術後のお痛みは少ないのが一般的である。

患者様の一番のストレスである手術中はどうかというと、局所麻酔をしっかりと奏功させていればお痛みは皆無に近い。
しかしながら、骨を削る振動や口を大きく開けるのが辛い方には『無痛鎮静法』を併用した手術が望ましい。
『無痛鎮静法』は点滴麻酔で睡眠あるいは傾眠状態になっていただき、ボーっとした状態のうちに手術を終えてしまう方法である。
http://www.62-oral.com/mutu/index.html
患者様の不安を取り除き、安全・安心なインプラント治療をしていきたい。


インプラントの手術は痛いですか?

本日の患者様は50代の女性の方。

上下ともに部分入れ歯を装着されていらっしゃる。

オペ部分入れ歯は不便で、何とかならないかと考えていたが、インプラント手術に対する恐怖心から二の足を踏んでいらっしゃったとのことであった。

患者様が最も気になさっていたのは、インプラント埋入手術は痛いか?ということ。

当院でのインプラント埋入手術は多くの場合、「無痛鎮静法」下で行うため、手術中のお痛みどころか手術の記憶を受けた記憶もない。

 

「無痛鎮静法」も2つのコースを設け、ややボーっとした状態で軽度の手術を受けていただくものと、骨移植や複数本のインプラント埋入などを完全に寝た状態で受けていただくものがある。

術後のお痛みも数日間あるが、適切に鎮痛剤を内服すればコントロールは可能である。


恐怖心やインプラントに対する誤解から、「インプラント治療」に二の足を踏む患者様は存外多く、そのために不便な入れ歯で我慢したり、両隣の健康な歯を切削してブリッジにしてしまって後々に後悔なさる方は少なくない。

予想される利益・不利益の説明を充分に受け、適切なペインコントロールを行えば「インプラント治療」は決して怖いものではないのである。


骨のない部位へのインプラント治療

骨補填本日の患者様は20代の女性の方。

高度の歯医者嫌いで、数年前に他院で右下の奥歯3本を抜いてから放置されていたとのこと。
レントゲンを拝見すると、一見臼歯部歯槽骨の垂直的な高さは保たれているように見える。

しかし、お口の中を拝見すると欠損部の外側(頬側)の歯槽骨が著しく減少しており、骨の頂点はまるで尖ったナイフのようになっている。

歯を支える歯槽骨を栄養しているのは歯の周囲にある歯根膜(歯周靭帯)なので、歯を抜くと歯槽骨への血液供給が絶たれ、歯槽骨は著しく吸収し始める。

このような場合、安定したインプラントを埋入するためには幾つかの方法がある。
①吸収した部位にブロック骨を移植し、安定した後にインプラント埋入を行う。
②ナイフのように尖ったエッジを削合し、骨面をフラットにして埋入する。
 ただし、この場合下歯槽神経との距離がある程度なければならない。
③骨を2枚に下ろすように垂直に切れ目を入れ、歯槽骨を水平的に広げる。

などである。

本日の患者様の場合は神経までの距離が充分にあり、かつ短期間の治療を望まれたため②を選択された。
ただし、長い歯になっては清掃性が悪くなるため、若干の骨移植を伴う手術をさせていただくこととなった。


無痛インプラント治療

埋入イメージ本日の患者様は20代の女性の方。

かなりの歯科恐怖症の方で、多くの歯が残根状態(腐った根しかない状態)であり、ご本人も何とかしなければと思いつつも怖くて歯医者に行けなかったとのこと。

お口の中は噛み合せも崩壊し、かなり重症な状態であった。

ブリッジなども併用しながら治して行くのか、それともインプラントを最大限活用して治していくのかを話し合ったところ、後者を選択された。

ご結婚が来年に控えており、この機会に全てパーフェクトに治したいという強い決意をお持ちであった。

ただ、どうしても怖さがあり、可能な限り当院の「無痛鎮静法」を併用しながら治療を進めていきたいとのご希望であった。
この方法であれば、ほぼ寝た状態で治療が可能なため、治療中の記憶はほとんど残らない。
怖がりの方にとっては画期的な方法である。

挙式が来秋とのことなので、抜歯即時埋入や仮歯専用インプラントの埋入など、あらゆるテクニックを駆使しながら治療を行う予定だ。


こわがりの方への歯科インプラント

インプラントイメージ本日の患者様はわれわれの医院でも横綱級のこわがりの患者さま

右下の奥歯が長期間の虫歯の放置により崩壊が激しい。

レントゲンをお撮りしてみると、根っ子の先に膿の袋がある。
建物に例えれば「壁紙をはがしてみたら、柱がシロアリに喰われていた」状態である。

無痛鎮静法による抜歯即時埋入をお勧めした。

インプラント・取り外しの入れ歯・ブリッジのご説明をしたが、他の歯をまた削る必要の無いインプラントをご選択になった。

無い歯のために両隣の全く健全な歯が犠牲になる。

前近代的な治療はもうやめにしたい・・・。



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