麻酔が効きにくい患者様への無痛鎮静法

本日の患者様は歯科恐怖症の30代の女性の方。

他院で先月右下6番を抜歯したのだが、麻酔が効いていないのに強引に抜かれたとのことでトラウマになってしったとのこと。
抜歯した部位にはインプラントを考えているのだが、無痛治療で行ってくれる歯科医院を探して当院にお越しになった。

体質的に麻酔薬が奏功しにくい患者様もいらっしゃるが、歯科医師の麻酔方法に問題があって麻酔が効かないことの方が多いような印象を受ける。
下顎臼歯部は皮質骨が非常に厚い部位であり、適切な骨膜麻酔を十分にしなければ麻酔が奏功しない。
また、骨膜麻酔だけで不十分な場合には下顎孔伝達麻酔法も併用すれば十分な麻酔効果が得られる。
それでも恐怖心が強い患者様の場合には『無痛鎮静法』で寝ていただいている間に治療を行えば、無痛での治療が十分に可能である。
患者様が痛がっている姿を見ながら治療するのは歯科医も嫌なのである。

無料相談が終わる頃には患者様にもご安心を頂いたようで、次回から診療スタートとなった。
ご期待にお応えできるようベストを尽くしたい。


安全なインプラント手術のためのサージカルガイド

本日の患者様は30代の女性の方。

右下の奥歯を抜歯してから半年ほど経過するが、インプラントができないと近医で言われたが専門医で判断してほしいとのことでお越しになった。

早速3次元CTスキャン検査をさせていただき即日インプラントシュミレーションを行った。
歯槽頂の歯槽骨吸収は中等度であるが、下歯槽管の位置がやや上方にあり困難なケースだ。

骨の幅は広く下歯槽管がやや頬側に走行しているため、舌側に傾斜埋入を行えば10ミリのインプラントが埋入可能だ。
しかし、勘だけを頼りに埋入手術に臨むと下顎骨舌側に近接して走行する動脈を損傷する可能性や下歯槽神経を傷つける可能性が絶対にないとは言えない。
そこで今回は「サージカルガイド」の使用をお勧めした。

「サージカルガイド」は、3次元CT画面上で埋入シュミレーションした通りの方向と深さにドリリングができるマウスピースで、かなり精度の高いインプラント埋入手術が可能となる。

「サージカルガイド」に加え、術中でのCT撮影によって埋入シュミレーション通りの方向にドリリングができているかの確認もできるため安全・安心な手術をお受けいただける。

インプラントを諦めて入れ歯にしている方も、このシステムでならインプラント可能かもしれない。


歯医者が苦手な患者様の全顎治療計画①

本日の患者様は30代の女性の方。

極度の怖がりの方で、当院の『無痛鎮静法』での全体的な治療をご希望でお越しになった。

口腔内診査およびレントゲン検査で保存不可能な歯は合計5本で、10本程度が高度な虫歯に罹患している。
前回、ひとまずお痛みのある部分の処置を『無痛鎮静法』で行い、お痛みも落ち着いたため本日全体的な治療計画のディスカッションを行った。

全顎に亘る治療では、患者様のご希望(ご予算や期間等)を伺いながら治療計画を策定する必要がある。
歯医者嫌いの患者様が治療途中で離脱しないためにも、分かりやすいゴールを歯科医と患者様が共有しながら日々の治療をお受けいただくのだ。

要抜歯部位については、インプラントおよびブリッジのそれぞれの特長やご費用の違いについて細かくお話しし一旦ご検討いただくようにした。

幸いにも当院の『無痛鎮静法』は想像以上に快適で、これなら最後まで治療を受けられると喜んでおいでだ。
機能的で心地よい口腔を再生してさしあげたい。


怖がり患者様のインプラント治療

本日の患者様は20代の男性の方。

歯医者が怖くて、歯がボロボロになってしまったので治したいとのご希望でお越しになった。

口腔内診査をすると、残せそうな歯は10本ほど(それでも重度の虫歯にはなっている)で、残りは保存不可能な状態の歯ばかりである。

人間の歯は28本(矯正治療で便宜抜歯している場合は24本)あるので、18本の欠損になってしまう。
欠損部位全てにブリッジタイプも含めてインプラント治療を施した場合、少なくとも10本程度のインプラント埋入が必要になってしまう。
当然ご費用も数百万円規模の治療費が必要になってしまうが、若い患者様でこの治療費をご用意できる方は多くない。

保存できる歯の中間にある欠損は何とか保険のブリッジにするなどして機能回復し、どうしても必要な部位のみインプラント埋入を行う方法を採用すれば何とかご費用が抑えられるのではとご提案申し上げた。

患者様もせっかく勇気を振り絞って来たので、何とかこの機会に治したいとの決意がありご承諾を頂いた。

今後、必要に応じて『無痛鎮静法』を併用した治療を進めて行きたい。


怖がり患者さまへの無痛鎮静法を併用したインプラント治療

本日の患者様は20代女性の方。

極度の歯科恐怖症で左右の奥歯が残根状態になっており、当院の『無痛鎮静法』でのインプラント治療をご希望でお越しになった。

口腔内診査をさせていただくと、左右上下の奥歯が全滅状態で前歯も一部欠けた状態になっている。
全体の噛みあわせは落ち込んでいて、下顔面が短縮し年齢よりも老けた印象になってしまっている。

現在はほぼ前歯だけで食事をしている状況で、前歯も徐々に出っ歯になってきたとのこと。
歯医者に行かなければと思いつつも、10代の頃の怖い思いがトラウマとなってつい放置してしまったという。

ご友人の紹介で当院の『無痛鎮静法』をお知りになり、望みを懸けてお越しになった。

治療方針としては、短縮した顔貌の回復のため咬合再構成を併用したインプラント治療および補綴処置(被せ歯治療)をしていく。
10代の頃の奥歯があった頃の写真をお持ちいただき、最適なかみ合わせのポジションを仮歯で整えつつゆっくりと顎関節を慣らしていく必要があるだろう。

怖がりの患者様が勇気を振り絞ってお越しいただいたことに敬意を払いつつ、快適で的確な治療を進めていきたい。




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