本日の患者様は40代男性の方。
左上奥歯3本の欠損をインプラント治療したいとのことでお越しいただいた。
患者様のご了解を得てCTスキャン撮影を行なったところ、左上顎骨は吸収してインプラント埋入ポジションには2mm程度の高さの骨しかない。
そのままインプラント埋入することは勿論不可能だが、ソケットリフト(簡易上顎洞挙上術)も不可能なレベルである。
やや大掛かりになってしまうが、サイナスリフト手術(上顎洞挙上術)を併用したインプラント埋入をお勧めした。
サイナスリフト手術(サイナスフロアエレベーションとも言う)は簡単に言うと、鼻の横の空洞(上顎洞)の内部を処理して、そこに新たに骨を再生させる療法で、比較的古くから行なわれている。
上顎洞内に新たに10ミリの骨が再生されれば10ミリ程度のインプラント埋入が可能となり、インプラントの長期的安定性が向上する。
治療にかかる期間は半年以上ではあるが、長い人生を考えると受け入れていただける期間ではないかと考える。
骨・歯ぐきの移植|2009年01月31日
本日の患者様は60代女性の方。
右側下顎大臼歯2本の欠損があり、インプラント治療のご相談にいらっしゃった。
口腔内を拝見すると、欠損部は歯槽骨の水平的吸収が著しく(頬舌的な幅の減少)ナイフのように尖った形態をしている。
骨の厚みを正確に計測するためCTスキャンを撮影させていただいたところ、骨の先端部は幅が1㎜程度しかない。
インプラント埋入に必要な骨の厚みを確保するためには、欠損部位への自家骨ブロック移植を行なった後にインプラント埋入をするか、尖った骨を削合して平らにしショートインプラントを埋入するかのどちらかである。
前者では比較的自然な感じの奥歯を再生させることができるが、費用と時間なによりも数回の手術の負担がかかってしまう。
後者では若干間延びした歯になるが、手術は1回で済み、費用・時間のアドバンテージがある。
最近ではショートインプラントの性能向上によってショートインプラントを選択することが多くなってきている。
本日の患者様も後者の方法をお選びいただいた。
骨・歯ぐきの移植|2009年01月23日
本日の患者様は60代女性の方。
右上奥歯2本をインプラントにしたいとのご希望でいらっしゃった。
CTを拝見すると、当該部位の歯槽骨は吸収し、CT上の計測では約8㎜の残存骨しか残っていない。
治療方針としては、サイナスリフトあるいはソケットリフト手術をして埋入するか、或いは現在の歯槽骨に高さに合わせてショートインプラントを埋入するかのどちらかである。
技術的進歩により、埋入可能であるならば、サイナスリフトなどの手術は行なわいのが現在の趨勢である。
本日の患者様も、治療期間の短いショートインプラントをご希望になったが、その際、埋入において気をつけなければいけないのは、残存しているわずかな骨の中でより硬い骨に埋めてあげることである。
具体的には、上顎洞底の皮質骨と歯槽頂の皮質骨を使って強固な初期固定を得ることが、治療成功のキーとなる。
より正確で繊細な手術を心がけたい。
骨・歯ぐきの移植|2008年12月19日
本日の患者様は50代の男性の方。
下顎の歯が揺れて噛めないので何か良い方法はないかと掛かりつけ医に相談され、ご紹介で当院にいらっしゃった。
上顎は全顎的なブリッジが装着されており、比較的強固に安定している。
下顎もやはりブリッジになっているが、ブリッジの支台になっている歯が高度の歯周病になっており、強く噛むとかなりお痛みを伴って揺れてしまっている。
患者様は当院発行の書籍をお読みになってのご来院であったため、ある程度の治療方針を予想おられたようで、開口一番「オールオン4かオールオン6ですかね?」と仰られた。
『オールオンシステム』とは、下顎骨に左右対称に4本ないし6本ほどのインプラントを埋入し、その上に全ての上部構造(歯)を並べる方法で、当院でも非常に多用しているテクニックである。
本日の患者様の場合でも、『オールオン6』が最も長期的安定性を担保でき、かつ治療期間・ご費用を抑制する最善の策であるとお伝えした。
この方法ならば、手術当日中に仮歯を装着でき、しっかりとお食事を召し上がっていただくことが可能である。
骨・歯ぐきの移植|2008年12月16日
本日の患者様は20代男性の方。
今年4月頃に交通事故に遭い上顎前歯3本を失われ、現在部分入れ歯をしていらっしゃる。
歯が折れた時に唇側の歯槽骨も折れ、相当量の歯槽骨も失ってしまっている。
鼻下にはまだ骨があるため、このままでもインプラント埋入は可能であるが、とても審美的な見た目にすることは困難である。
以前の顔写真をお持ちいただき、その状態になるべく近づけるよう、ブロック骨移植および粘膜移植を複数回に分けて行う。
骨が安定した段階で埋入を行っていくことをご説明した。
以前のように人前で思いきり笑えるような仕上がりにしていきたい。
骨・歯ぐきの移植|2008年12月12日
HOME » カウンセリング・レポート » 骨・歯ぐきの移植






