本日の患者様は30代の女性の方。
他の歯科医院様よりご紹介でお越しになられた。
ご紹介理由は左右の上顎洞底挙上術(サイナスリフト・サイナスフロアエレベーション)とインプラント埋入のご依頼である。
患者様はインプラント治療についてはご紹介元で十分なご説明を受けられており、上顎洞挙上術についての知識も十分お持ちである。
早速3次元CTスキャンによる術前インプラント埋入シュミレーションを行い、手術の概略をご説明申し上げた。
上顎洞底挙上術は熟練した口腔外科医が行わなければ思わぬ偶発症が発生する可能性のある手術で、当院では最新機器を揃え毎月のように行っている。
今後、奥歯を理想的な位置に配置するための撮影用ステントを用いて精密なCT画像診断を行い手術の準備に備えたい。
骨・歯ぐきの移植|2010年09月17日
本日の患者様は20代の男性の方。
3年前にスポーツ中の事故で上顎の前歯を2本喪失された。
その後何もせずに放置してしまい、1年前に当院にお越しになられたときには隣の歯が倒れこんできて欠損スペースが小さくなってしまっていた。
そのままの状態でインプラント治療やブリッジ治療を行うと、中心の前歯が小さくなり前歯全体のバランスが悪くなってしまう。
そこで矯正治療を行い前歯2本が入る適切なスペースを作ってからインプラント治療を行う治療計画を立て、治療を開始していた。
矯正治療によってスペースが確保されたため、いよいよ欠損補綴へとステージを上げていく段階となったが、そもそも目場を欠損されたのが4年前のため十分な骨量は喪失している。
そのため、まずは前歯部の骨のボリュームを増すためのブロック自家骨移植を行う。
骨生着に半年かけ、その後インプラント埋入および粘膜移植を行う。
被せ歯の型取りをする頃には矯正治療が落ち着き保定に入るため、合理的に治療を行うことが可能である。
骨・歯ぐきの移植|2010年09月10日
本日の患者様は60代の女性の方。
左右上顎の奥歯全てを失っており、前歯6本も多少のグラグラがあるとのこと。
きちんと噛めるようになりたいとのご希望でお越しになった。
初診時検査一式および患者様のご了解の下CTスキャン検査をさせていただいた。
欠損のある部位の歯槽骨は予想通り吸収しており、左右とも5番6番辺りでは骨がかなり乏しい。
4番部分にはまずまずの骨が見られるが最後方の上顎結節には骨があまりない。
前歯部は全体的に歯根の半分くらいまでの骨吸収を生じているが、歯周病によるものというよりは、食事を前歯だけでしていたことによる咬合性外傷による骨吸収と思われる。
この方のインプラント治療計画は2通りある。
上顎洞底挙上術(サイナスリフト)を行って、奥歯に左右3~4本ずつのインプラントを埋入し、前歯はこのままにする方法。もう一つは前歯も抜歯してオールオンシステムによって6本程度のインプラントによって全ての歯を支える方法。
患者様のご年齢を考慮すると、オールオンシステムによる治療法の方が明らかに時間的、費用的メリットが大きく、手術も1回で終えることができる。
患者様にとって辛いサイナスリフト手術をしても、前歯が数年でダメになってしまったら再度前歯にインプラントを埋入しなければならず、非合理的になってしまう可能性が高い。
当院としてはオールオンシステムを患者様にお勧めし、今後さらなるコンサルテーションを行う予定である。
骨・歯ぐきの移植|2010年08月24日
本日の患者様は40代の男性の方。
右上前歯が根尖病巣によって抜歯しなくてはならないと近所の歯科で言われたとのこと。
抜歯には納得しているのだが、通院中の歯科医院は高度なインプラント治療とはおよそ縁がなさそうなので、専門医に診てもらいたいと思いお越しになった。
早速口腔内診査と3次元CTスキャン検査をさせていただいた。
CT画像を拝見すると当該歯の歯根は半分くらいの長さに吸収されており、その先に小豆大の根尖病巣が存在している。
唇側の皮質骨は一部穿孔しているが、概ねフレームは保たれている。
根釧病巣のから鼻腔底までには6ミリの骨が存在している。
以上の条件から、抜歯+歯根嚢胞摘出術、即時インプラント埋入術の適応と判断しご説明申し上げた。
抜歯窩とインプラントとのギャップには吸収の遅いβ-TCPという人工骨を使用することもご説明しご了承を得た。
機能的で審美性に優れた前歯をお作りできるよう努力したい。
骨・歯ぐきの移植|2010年07月16日
本日の患者様は40代の男性の方。
左上5番が保存不可能で抜歯しなくてはならず、インプラント治療が可能かどうかのご相談にお越しになった。
歯の根は吸収しており抜歯は容易だが、抜歯即時埋入の可能性を探るのと上顎洞との距離を正確に測るためにCTスキャン検査をさせていただいた。
検査の結果、上顎洞との距離は約10ミリで歯牙周囲の骨も脆弱な印象である。
この場合、抜歯して治癒を待つと周囲骨の吸収によって普通埋入が不可能となり、上顎洞挙上術が必要になる可能性が高い。
そのため、抜歯と同時にHA(ハイドロキシアパタイト)コーティングインプラント、骨造成を同時に行うこととした。
HAインプラントは、従来軟らかすぎて初期固定も得られなかったケースでも、高い骨伝導能によって完全な骨癒合(オッセオインテグレーション)を得ることが出来る。
エビデンスの確立した製品は世界的にも高いシェアを得つつある注目の素材である。
骨・歯ぐきの移植|2010年07月09日
HOME » カウンセリング・レポート » 骨・歯ぐきの移植






