60代女性のインプラント埋入即日仮歯装着

本日の患者様は60代の女性の方。

右下3本の欠損で現在取り外し式の入れ歯をしていらっしゃる。
右側では食べにくいので左でばかり噛んでいたら痛くなってきたので、右側をきちんと噛めるようにしたいとのご希望であった。

口腔内を拝見すると、右下の5番から7番が欠損しており、垂直的・水平的な骨吸収を来たしている。
骨頂部はかなり尖った形態になっており、細い骨という印象である。

患者様のご了解を得て3次元CTスキャンを撮影させていただき、即日埋入シュミレーションを行った。
幸いにも下歯槽神経(下歯槽管)が比較的骨底部に走行しているため、骨頂の骨をフラットに削ったとしてもインプラント埋入に十分な骨が存在している。

条件が揃えば、インプラント埋入・即時仮歯装着も可能である旨をご説明し、次回手術の運びとなった。


下顎大臼歯への抜歯即時インプラント埋入

本日の患者様は30代の男性の方。

右下6番の腫れとお痛みで先月当院にお越しになった。
レントゲン検査の結果、歯根破折した歯が感染して炎症を起こしている状態であった。

消炎治療を行い、症状が落ち着いたので今後の治療方針の話し合いとなった。
当該歯は破折していて保存することは不可能であるため、抜歯しブリッジにするかインプラントにするかの選択をしなくてはならない。

患歯の前後の歯が全くの健康な歯なので、ブリッジにするのはかなり勿体無い治療法であろう。
患者様にもご理解を頂き、インプラント治療を行うこととした。

そこで早速3次元CTスキャン検査を行い、即日埋入シュミレーションを行った。
患歯の根尖病巣は小さく、頬・舌側共に骨破壊は極めて少ない。また、歯根は頬側にあり、舌側には健常な骨が存在している。
この条件であれば、抜歯即時インプラント埋入が可能であろう。

大臼歯の抜歯即時埋入は難易度の高い手術であるが、患者様にとっては時間的なメリットが極めて大きい方法である。


矯正治療を併用したインプラント治療

本日の患者様は20代の女性の方。

右下6番の欠損回復と全体的な歯並びのご相談にいらっしゃった。

口腔内診査をさせていただくと、右下6番欠損を長らく放置したせいで、その後方の7番がスペースに倒れこんでしまっている。また、顎が小さく歯が全て並びきるスペースはない。

歯が生えている向きが問題ならば審美セラミック矯正も適応の一つとなるが、この方の場合歯の生えている場所が問題で、所々重なって生えてしまっている。

この場合には、純粋な矯正治療を行いながらのインプラント治療が適切な治療方針である。

便宜的に上下左右5番を抜歯し矯正治療を先行させ、6番欠損部位のスペースが確立したらインプラント埋入を行う。矯正治療終了まではインプラントには仮歯を装着してお使いいただくのがベストの方法である旨ご説明申し上げた。


骨幅増大術を併用したインプラント

本日の患者様は50代の女性の方。

左下奥歯3本の欠損で、現在部分入れ歯をお使いになっていらっしゃる。近医でインプラント相談をしたところ、骨が薄いので無理だと診断されたとのこと。
インプラント治療は、経験のある医師に頼めば何とかなるのではとの期待を胸に当院にお越しになられた。

目的意識のはっきりした患者様なので早速3次元CTスキャン検査をさせていただき、画像診断を行った。
欠損部の歯槽骨はかなり垂直的吸収を生じていて幅は約4ミリ~5ミリ程度であるが、高さの減少はそれほどでもなく、下歯槽管までの距離はある程度保たれている。

奥歯のインプラントで長期的安定性を担保するにはある程度の太さのインプラントを埋入しなければならない。
そのための方法としては2つあり、①ブロック骨移植による骨幅の造成、②スプリットクレフトによる骨幅拡大。詳細な内容をご説明申し上げたところ、手術規模の小さな②をご選択いただいた。

今後CT画像を精密に分析して、詳細な手術計画を立案させていただくこととした。


右上奥歯の抜歯即時インプラント埋入のご相談

本日の患者様は50代の男性の方。

右上6番の咬合痛でお越しになった。
当該の歯は若い頃に神経を抜いてから、通算10回ほど治療のやり直しをしていて前医ではもうこれ以上良くなることはないから抜歯を勧められたとのこと。
ご本人もこれ以上の根管治療は望んでおらず、できれば抜歯してインプラントにしたいとのことであった。

奥歯でも条件が揃えば抜歯即時インプラント埋入の適応となるのだが、歯根を取り囲むように比較的大きな歯根嚢胞が存在しているため、初期固定を得られる骨の残量がやや不足している。

患者様にご説明したところ、ダメもとでも抜歯即時埋入を挑戦してほしいとのご希望であったため、次回抜歯時に即時埋入手術を同時に行うこととした。

大臼歯の抜歯即時埋入は抜歯時に如何に歯槽骨を損傷させずに温存できるかと、骨が最も多く存在している部位を診断しておき、埋入時の初期固定性を得られるかに成功のカギがある。



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