本日の患者様は60代の女性の方。
上顎は比較的しっかりした歯が揃っていらっしゃるが、下顎は前歯以外は欠損しており義歯を入れていらっしゃる状態である。
下顎前歯もかなり傷んでおり、どうも抜歯適応である。
患者様は総義歯だけは絶対に嫌だとのご希望であったため、インプラントによる再建をお話させていただいた。
左右臼歯部は歯槽骨が高度に吸収しており、前歯部の残存骨を利用した「抜歯即時埋入および即日仮歯完成、即日負荷法」をお勧めした。
この方法だと、歯が無くて不便な思いをすることがなく、手術当日から普通に食事を召し上がっていただける。
現状の歯型を取らせていただき、手術当日までに仮歯を完成させておく。
全体的な治療|2008年07月18日
本日の患者様は50代の女性の方で、下顎左右の奥歯が欠損しており現在義歯をお使いになっていらっしゃる。
義歯ではモノがよく噛めないのと、合わなくなるとすぐに人工歯を削られるため噛みあわせが低くなってきたとのご不満をお持ちである。
上下の歯型模型、およびCTから理想的な噛み合わせのポジションより約2mm程度全体の噛みあわせが低くなっているようだ。
口角に低位咬合を示唆する皺も深く刻まれている。
治療計画としては、左右欠損部にインプラント埋入をし、安定したところで下の歯全てを仮歯にして一気に咬合を挙上する。
その後徐々に微調整を加えながら、顎関節、咀嚼筋がもっとも安定する部位での型取りを行って人工歯に変換していく。
この方法で、顔貌の若返り、咀嚼機能の回復および義歯による煩わしさからの解放が得られる。
患者様にもご納得いただき、次回より治療が開始される。
全体的な治療|2008年07月11日
今月3日より最新鋭歯科用CTシステムを導入いたしました。
今まではCt専門クリニックへ患者様にご足労いただいておりましたが、今後は必要なときに当院での撮影が可能となりました。
CT撮影料金は、上下どちらかの場合\21,000 上下両方の場合\31,500でございます。
上記料金には画像3次元構築料および診断料を含んでおります。
インプラントでお悩みの方の治療にご利用いただければと思っております。
全体的な治療|2008年07月08日
本日の患者様は50代の男性の方。
数年前にインプラントを下顎の数本、治療を施されたが、上顎はグラグラの歯周病で硬いものを噛むことが出来ないので上顎の治療を希望されて当院にお越しになった。
他院でもご相談されたのだが、上顎の骨が少なすぎてインプラントは出来ないと言われたそうである。
しかし、友人から当院の書籍を読むよう勧められ、オールオン4に関心をお持ちになったという。
口腔内診査とレントゲン検査の結果、左右ともに奥歯3本ずつ喪失しており、残存する8本の歯も動揺度3度で、周囲骨もかなりの吸収をおこしていた。
上顎洞との間にある歯槽骨は1㎜程度しか存在せず、サイナスリフト(上顎洞挙上術)を行っても長期的安定性を担保できるかが不透明な状態である。
患者様としては、なるべく低侵襲で値段対効果に優れた方法を選択したいとのご希望だったので、オールオン4をお勧めした。
オールオン4は鼻腔下にある吸収を生じにくい骨に角度を変えて4本埋入し、4本で左右12本の歯を支える方法である。
抜歯即時オールオン4埋入+即日仮歯装着を行うので、歯が無くてみっともない期間はゼロであり、クオリティーオブライフに適っている。
ポルトガルのDr.Maloが考案した方法で、最近では日本でも無歯顎患者様への適応が進んできている。
下顎では神経損傷への注意、上顎では上顎洞粘膜への損傷に注意しなければならず、難易度としては上顎の方が高い。
CT検査およびシュミレーションを行ってからの手術になるが、患者様のご満足のため最善を尽くしたい。
全体的な治療|2008年05月23日
本日の患者様は50代の男性の方。
奥歯がグラグラして痛くて食事ができないという訴えで受診された。
レントゲン検査及び口腔内診査を行うと、全顎的に歯周病に罹患していらっしゃる。
上顎奥歯は歯根が歯槽骨から逸脱し歯茎だけで支えられている状態であった。
他も前歯・小臼歯が中等度の歯周病になっており、多少のグラツキが散見された。
インプラント療法の術前診断・治療計画において、どの歯を抜歯しどの歯を保存するのかは非常に重要なウェートを占める。
例えば、連続して2本欠損すると2本埋入しなければならない。また、連続して3本欠損している部位では2本埋入してブリッジタイプの上部構造を装着する事も可能である。
しかし、2本欠損の判断で2本の埋入した後に隣の歯が抜歯になった場合、結果として3本の埋入になってしまう。
歯の寿命を予測しながら計画を立てなければ、後手後手に回ってしまい治療期間も費用を当初の予測をオーバーしてしまう。
患者様もいったいいつになれば全て治るのかと不安になってしまう。
本日の患者様のケースも歯周治療を慎重に行いながら、それぞれの歯牙の保存の可否や長期的な安定性の判断をしていかなければならない。
全体的な治療|2008年05月23日
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