本日の患者様は40代男性の方で、自転車で転倒され右上1番の前歯を破折された。
当該歯は完全に縦に破折しており、破折線は歯根中央にまで至っていた。
激しいお痛みを訴えていたため、即日抜髄(神経の除去)をして揺れる歯を固定した。
歯根にまで縦破折の生じた歯は保存不可能であることをご説明し、抜歯後の欠損補綴としてブリッジかインプラントのどちらかによる治療のご説明を申し上げた。
隣接歯は健全な歯であるため、インプラント療法をお勧めしご了解を得た。
通常、奥歯であればほとんどの場合において、抜歯後2~4ヶ月の治癒期間を置いてからの埋入手術となるが、前歯の場合には条件が満たされれば抜歯即時埋入を行う。
抜歯即時埋入術のメリットは、抜歯後の歯槽骨および歯肉などの歯周組織の吸収を最小限に食い止めることにある。歯を支える歯槽骨は抜歯後にどんどんと吸収を起こしてしまうことが知られている。
抜歯してしばらく経ってから埋入しようとしても、骨が不足し骨補填手術を併用しなければ審美性を回復できないケースも少なくない。
せっかく治療を受けるのであれば、より機能的で自然な感じにしたいという思いは全ての患者様がお持ちのはずであり、抜歯即時埋入術は効果的な手段の一つと言える。
インプラントと審美歯科|2008年08月22日
本日の患者様は20代女性の方。
左上1番(前歯)1本が欠損しており、両隣の歯を支台にしたブリッジを現在装着されていらっしゃる。
ブリッジだとどうしても審美的に満足がいかないので、欠損部位をインプラントにし両隣の歯もセラミック治療をやり直したいとのご希望である。
拝見すると、欠損部位は歯槽骨の垂直的・水平的骨吸収を生じており、歯肉も著しく陥凹しておりブリッジのダミー歯も非常に長い歯が入っており非審美的になっている。
外見が気になる若い女性には酷な見た目になってしまっている。
この状態を改善するためには、欠損部位への骨移植・角化歯肉移植手術を伴ったインプラント療法が必要となる。歯肉移植は2回必要となるかもしれない。
ブリッジにしてから、見た目を気にされて思い切り人前で笑ったことがないという患者様に、一日も早く笑顔を取り戻させてさしあげるようにしたい。
インプラントと審美歯科|2008年07月15日
本日の患者様は50代の女性の方で、下顎左右の奥歯が欠損しており現在義歯をお使いになっていらっしゃる。
義歯ではモノがよく噛めないのと、合わなくなるとすぐに人工歯を削られるため噛みあわせが低くなってきたとのご不満をお持ちである。
上下の歯型模型、およびCTから理想的な噛み合わせのポジションより約2mm程度全体の噛みあわせが低くなっているようだ。
口角に低位咬合を示唆する皺も深く刻まれている。
治療計画としては、左右欠損部にインプラント埋入をし、安定したところで下の歯全てを仮歯にして一気に咬合を挙上する。
その後徐々に微調整を加えながら、顎関節、咀嚼筋がもっとも安定する部位での型取りを行って人工歯に変換していく。
この方法で、顔貌の若返り、咀嚼機能の回復および義歯による煩わしさからの解放が得られる。
患者様にもご納得いただき、次回より治療が開始される。
インプラントと審美歯科|2008年07月11日
今月3日より最新鋭歯科用CTシステムを導入いたしました。
今まではCt専門クリニックへ患者様にご足労いただいておりましたが、今後は必要なときに当院での撮影が可能となりました。
CT撮影料金は、上下どちらかの場合\21,000 上下両方の場合\31,500でございます。
上記料金には画像3次元構築料および診断料を含んでおります。
インプラントでお悩みの方の治療にご利用いただければと思っております。
インプラントと審美歯科|2008年07月08日
本日の患者様は40代の女性の方。
右下乳臼歯(E)が晩期残存(後継永久歯の先天性欠損によって生え代わりせずに、乳歯が残ってしまった)状態であった。
乳歯は歯冠が虫歯でほぼ崩壊状態であり、レントゲンを拝見すると歯根もほとんでなく、機能的・審美的に不満足な状態になっている。
乳歯の歯根がほぼ吸収して(根が溶けて短くなって)いるので抜歯即時埋入が適応となるケースである。
若干の骨の不足は切削骨片および人工骨での補填となる。
抜歯即時埋入が可能なケースでは積極的に行うべきである。
利点として、治療期間の短縮、骨吸収の抑制などがある。
今回も患者様のご同意が得られたため、抜歯即時埋入を行いたい。
インプラントと審美歯科|2008年04月22日






