下顎前歯の抜歯即時インプラント埋入手術

本日の患者様は50代の男性の方。

下顎前歯が歯周病でグラグラになって噛めないのでインプラントにしたいとのご希望でお越しになった。
当院発刊の小著http://www.warauhito.com/をご覧になってお越しいただいているので、インプラント治療にたいするご理解が非常に深いことに感心させられた。

目的意識がはっきりしていらっしゃるので、早速ご承諾の基3次元CTスキャン検査をさせていただき、当該部位のインプラントシュミレーションを即日させていただいた。

口腔内診査も併せて行い、要抜歯の歯は4本で歯根尖にいたる骨吸収でグラグラになってしまっている。シュミレーションでは抜歯即時インプラント埋入が可能であることが分かり、画像をお見せしながら丁寧にご説明申し上げた。

ご理解が深いため、ご質問も的確であり比較的短時間でのカウンセリングとなった。
最後にサージカルステントの歯型を取らせていただき、次回抜歯即時インプラント埋入手術となった。


歯科恐怖症患者さんのインプラントを含む全顎治療

本日の患者様は40代の男性の方。

極度の歯科恐怖症で、10年以上歯医者には行っていないが歯の崩壊が著しいため見た目だけでも何とかしたいとのご希望でお越しになった。

口腔内を拝見すると、健全な歯は1本もなく全てが軽度から重度の虫歯になってしまっている。
一般レントゲン検査をさせていただくと、抜歯適応の歯が8本ほどあることが分かった。

歯科恐怖症の方に対して、インプラント治療と言う響きが与える恐怖感を重々承知しながら丁寧にブリッジ治療とインプラント治療の違いについてご案内させていただいた。
また、全ての治療を当院の『無痛鎮静法』で行わせていただくことでご安心をいただいた。

今後、抜歯や神経の処置などの初期治療を行いながら、最終ゴールの設定と方法について段階を踏みながらディスカッションを重ねていきたい。

まずは恐怖心を取り除き、患者様の治療に対するモチベーションを高めることに全力を傾けたい。


上前歯の骨造成を併用したインプラント治療

本日の患者様は30代の男性の方。

右上前歯1番を10年ほど前に失い、その後ブリッジを装着していたとのこと。
数週間前に脱離し、近所の歯科で再着してもらったが数日すると外れてしまい、この際欠損部位をインプラントにして1本1本セパレートした歯にしたいとの事でお越しになった。

早速口腔内診査をさせていただくと、欠損部位の歯茎は大きく陥没しており、外見からでも当該部位の歯槽骨吸収が著しいことが分かる。
この部位にインプラントを成立させるためにどのような付帯手術が必要になるかを推し量るため、患者様のご承諾を得てCTスキャン検査をさせていただいた。

CT上では欠損部位は垂直的・水平的に大きく吸収しており、隣接歯との整合性を獲得するにはブロック骨移植かスプリットクレフト法を用いる必要がある。
歯肉移植まで行って完璧な審美性を獲得した状態になるまでは大よそ9ヶ月ほどは掛かることをご説明した。

このようなケースでは、それならばまたブリッジにしたいと考えられる患者様が半数はいらっしゃるが、本日の患者様はインプラント治療の方が将来的な寿命が長いことを理由にこちらを選択された。

機能性・審美性に優れた前歯を整えて差し上げたい。


右下奥歯の抜歯即時埋入+GBR(骨再生誘導法)

本日の患者様は60代の女性の方。

右下奥歯の歯茎が腫れたとの事で近所の歯科医院に掛かったが、根が折れているので抜歯しなければと言われたとのこと。
インプラントの説明を受けたが、専門医にかかりたいとの思いから当院にご相談にお越しになった。

患者様のご承諾を得てCT検査をさせていただいたところ、右下6番が2本ある根の中間で割れているのが分かった。
その部位の歯槽骨は吸収し、感染して不良な軟組織になってしまっている。
頬側の歯槽骨の吸収は著しいが、舌側には健全である程度のボリュームの骨が温存されている。

この場合、抜歯時に不良肉芽組織の完全除去が可能ならば抜歯即時インプラント埋入+GBRを行う価値があることをご説明した。
抜歯をすると、体は組織を修復しようと様々な細胞を放出するため、実はインプラント埋入にベストなタイミングは抜歯時なのだという有力な科学的エビデンスがある。

我々も患者様の利益を考えたときに、可能ならば抜歯即時埋入に取り組んでおり、手術前に患者様に即時埋入が可能な条件を詳しくご説明しご理解を頂いている。


ブリッジ支台歯破折によるインプラントへの転換

本日の患者様は30代の男性の方。

右上にロングスパンのブリッジが装着されているが、ブリッジごとグラグラしているとの主訴でお越しになった。
レントゲン検査および口腔内診査をさせていただくと、ブリッジの支台となっている歯が破折しているようである。
4本分の歯を2本で支える無理な設計のブリッジのため、手前の小臼歯が過重な負担となり割れてしまったようだ。

割れてしまった歯は保存不可能なため抜歯適応となることをご説明し、再びブリッジにすることは物理的に不可能であり、部分入れ歯にするかインプラントにするしか機能回復の方法が無いことを申し上げた。
ご年齢的にも部分入れ歯では今後のQOLが著しく低下してしまうので、経済的に許すならばインプラントによる機能回復をお勧めした。

今後詳細な検査を行い、骨造成(サイナスリフトやソケットリフトなど)の必要性の有無などを判断してご説明していく予定である。


上下総入れ歯からインプラントへ

本日の患者様は60代の女性の方。

現在上下総入れ歯をしていらっしゃるが、当院でインプラント治療をされたご友人から食事が劇的に楽しくなったと聞いてご自身も可能なのかという思いでお越しになった。

目的意識がはっきりしていらっしゃるので、早速3次元CTスキャン検査をさせていただいた。

歯を抜いてから相当な期間が経過しているためか、上下顎とも大臼歯部の歯槽骨吸収は著しい。
前歯部にはまずまずの量の骨が残存しており、上顎では臼後結節部分にもインプラント埋入に耐えられる骨が残存している。

そこで上下顎とも6本ずつ程度のインプラント埋入によって全ての歯を支えるオールオンシステムによる機能再建案をご提案申し上げた。
骨質などの条件にもよるが、インプラント埋入即時負荷(その日のうちに固定式の仮歯を装着する)が可能となる。

数ヵ月後には食生活が劇的に改善し、患者様のQOLが向上するよう誠心誠意尽くしたい。


破折奥歯のインプラントカウンセリング

本日の患者様は40代の女性の方。

右下7番(一番奥の歯)の頬側が虫歯になってしまい、歯が半分欠けてしまったとの主訴でお越しになった。
口腔内を拝見すると、歯の頬側3分の1が欠けており、破折は歯茎の奥深くまで達している。

患者様のご了解を得て3次元CTスキャンにて検査をさせていただいたところ、破折は歯槽骨縁下にまで達しており、根分岐部を含む歯質が失われている。

歯を保存するためには、矯正装置で歯を挺出させるか歯茎と歯槽骨の一部を除去して冠を被せるしかない。
両方とも長期的に安定した結果を出す治療法ではなく、抜歯適応であることをお伝えした。

患者様も抜歯にはご納得できたものの、ブリッジにするかインプラントにするかはもう少し考えたいとの事であった。
今後も数回のカウンセリングを重ねながら、患者様のご納得のいく治療法を選択していただきたい。


乳臼歯の抜歯即時インプラント埋入

本日の患者様は20代の女性の方。

右下5番が先天性欠損で、そこには乳歯(乳臼歯E)が晩期残存している。
その乳歯がボロボロになってしまったのでインプラントにしたいとのご希望でお越しになった。

早速3次元CTスキャン検査をさせていただいたところ、乳臼歯の歯根は大の字状で中央の歯槽骨は丸々と残っている。
インプラントシュミレーションをしたところ、抜歯窩にほぼ関係なくインプラント埋入が可能なのが分かる。

そこで、乳歯抜歯即時インプラント埋入+人工骨充填によるGBRを同時に行うことをご提案申し上げたこの方法であれば1回で抜歯とインプラント埋入が可能であり、患者様のご負担も少ない。


破折した前歯の抜歯即時埋入インプラント

本日の患者様は40代の男性の方。

右上2番の差し歯が外れてお痛みがあるとの事でお越しになった。
患者様のご希望は可能であれば再着してほしいとの事だったが、内部を拝見すると歯根が縦に割れてしまっている状態であった。

内部をボンドで固定する方法もあるが、破折片がやや動くような悪い状態なので抜歯適応だとお伝えし、抜歯後の機能回復方法としてのインプラントとブリッジについて詳しくご説明申し上げた。

両隣在歯が健全歯であることもあり、ファーストチョイスはインプラントであること、インプラントを選択するのであれば抜歯即時埋入即日仮歯装着を行うことを申し上げた。

患者様もご自身の前歯の置かれた状況を正確にご理解いただき、インプラント治療をご選択された。
早速CT検査および仮歯用模型の歯型を取らせていただき、来週早々の埋入手術となった。

歯根破折を生じた場合には、破折線からの細菌感染によって歯槽骨が吸収する前に迅速に抜歯→インプラント埋入を行う方が審美的に有利になる。

しばらく放置してしまうと唇側歯槽骨が吸収してしまい、審美性確保のために骨移植や粘膜移植が必要なケースも出てくる。
余計な手術は極力無い方がよい。


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