本日の患者様は50代の男性の方。
右上6番が歯周炎で骨が溶けてグラグラになってしまったので何とかしたいとの主訴でお越しになった。
すでにその後方の7番が欠損していて、6番はまさにグラグラの状態である。
一般レントゲン検査をさせていただいたところ、歯は歯槽骨から逸脱し歯茎に支えられているだけの状態で保存不可能であった。
この歯を抜歯して機能回復していくには部分入れ歯かインプラントのいずれかしかないことをご説明すると、入れ歯は絶対に嫌だとのこと。
インプラント治療のためご承諾を得て再度3次元CTスキャン検査をさせていただいたところ、6番の抜歯後は残存骨が約2ミリ程度、7番部も3ミリ程度しかないことがわかった。
この部位でインプラントによる機能回復をするには、上顎洞底挙上術(サイナスリフト)が必須条件となることを申し上げた。
期間としては9ヶ月程度必要で、抜歯・ソケットプリザベーション→サイナスリフト同時インプラント埋入→2次手術→被せ歯装着の手順を詳細にご案内し、治療のご承諾を得た。
インプラントフィクスチャーは骨結合能に優れるHA(ハイドロキシアパタイト)コーティングされたフィクスチャーを選択し、治療期間の短縮を図る。
奥歯|2010年05月26日
本日の患者様は30代の男性の方。
極度の歯科恐怖症のため、全体的に虫歯が高度に進行してしまった。
当院の『無痛鎮静法』での治療をお求めになってお越しいただいた。
下顎前歯以外のほぼ全ての歯が虫歯になっており、保存不可能で抜歯しなければならないのが8本ある。
抜いた後の機能回復をブリッジにするかインプラントにするかをゆっくりご検討いただくためにご説明を行った。
抜歯適応の歯はほぼ全て残根状態で根尖病巣が存在し、恐らくかなりの歯槽骨吸収が生じている筈である。
インプラントを成立させるためには、ソケットプリザベーションやサイナスリフト、骨移植が必要になる可能性がある。
それだけのご負担を強いてでもインプラントによる機能回復法の方が様々なアドヴァンテージがあることは事実であるが、患者様のモチベーションに合った治療法を選択しなければドロップアウトになる可能性がある。
今後じっくりと話し合いを繰り返しながら、患者様にとって最良のを選択していきたい。
怖がりの方へ|2010年05月21日
本日の患者様は50代の女性の方。
左右下顎の奥歯2本ずつが欠損しており、現在は部分入れ歯をしていらっしゃる。
インプラントにして入れ歯の煩わしさから開放されたいとのご希望で先月お越しになった。
ご本人は心血管系の疾患のため、血液をサラサラにする抗凝固剤を内服しているため今までインプラントは不可能だとお考えになっておらてたそうだ。
早速掛かりつけの内科医と連絡を取り、抗凝固剤の内服中断を相談したところ1週間程度であれば問題なしとのご回答をいただいた。
しかし、患者様の不安を最小限にするため切開・剥離の必要の無いフラップレスオペレーションをご提案した。
これは、CT画像上でインプラント埋入シュミレーションを行い、そのデータに基づいてサージカルステントというものを作る。
このステント通りにドリリングをすれば切開をすることなく最小限の侵襲・最小の出血量で埋入手術を行うことができる。
安全・快適な手術を心がけたい。
奥歯|2010年05月14日
本日の患者様は30代の男性の方。
まだお若いが、重度の歯周病に罹患されておりグラグラの歯が何本もある。
半年前から当院で歯周初期治療および再評価を行ってきた。
どれだけ治療を行ってもどうもこうもならない歯が6本あり、抜歯後の機能回復治療の選択についてカウンセリングを行った。
今回のケースでは、欠損した歯の隣在歯(隣の歯)が健全ならブリッジという選択肢もあるが、揺れていない歯がほぼゼロに近い状況ではブリッジによる負荷の増大で揺れがひどくなって数年後にはブリッジごと抜歯とならないように注意しなければならない。
全顎に亘る歯周病を有した患者様では、カチンと噛みあった時に歯が若干動いてしまう。
歯が触れた瞬間と止まったポジションが違うのだ。
それに比べて、インプラントは骨と完全に癒合しており、噛んでも微動だにしない。
そうなると、咬合力はほぼすべてインプラント部分に集中してしまい過負荷の状態になってインプラントのロストに発展しまう危険性がある。
この問題を解決するには、全てを抜歯してオールオンシステムによる全顎インプラントにする方法もあるが、金銭的にかなり困難だ。
そこで、噛み合わせのキーとなる数箇所の部位にはインプラントを、それ以外の部位にはブリッジをという方法をご提案した。
インプラント部に応力が集中しないよう、埋入後もしばらくはプラスティック製の仮歯で咬合の様子を診ていかなければならない。
今後歯を失うことのないよう、一生のお付き合いとしてメインテナンスを行っていきたい。
全体的な治療|2010年05月11日
本日の患者様は30代の女性の方。
右上5番の根の病気で保存不可能と掛かりつけ医で診断されたので、インプラント治療の良否について伺いたいとのこと。
単純レントゲン写真を撮影させていただき拝見すると、かなり大きな病巣がある。
根管治療だけで完治させるには相当の期間が必要であることをお伝えしたところ、抜歯してインプラントにしたいとのご希望であった。
今回のケースでは、抜歯と同時に人工骨を使用したソケットプリザベーションを行い、3ヵ月後に埋入手術を行う2ステージの治療法をご提案した。
今後CTスキャン撮影をして、単なる人工骨充填かGBR(骨再生誘導法)かの術式選択を行うこととした。
奥歯|2010年05月07日
HOME » カウンセリング・レポート » 2010年05月






