本日の患者様は50代の女性の方。
左下奥歯3本の欠損を放置していたが、右の奥歯も最近不調なので治したいとのご希望でお越しになった。
口腔内診査および3次元CTスキャン検査をさせていただいたところ、欠損部の歯槽骨吸収は中等度で、骨移植無しでのインプラント埋入が可能である。
現在右側の歯も歯周病でやや不調なようであり、迅速に左側で咀嚼できるようにしなければならない。
通常であれば、3本欠損に対して2本のインプラント埋入でブリッジ型の上部構造を装着することも可能ではある。
しかしながら、早期に左側の咬合機能を回復させるために今回は3本欠損に対して3本のインプラント埋入を行い、可能であれば即日仮歯を装着する。
3本のインプラントは埋める角度を少しずつ変えて埋入し、3本連結の上部構造にすることで耐咬合負担負担力が増す。
即日負荷を成功させるべく、繊細な手術を心がけたい。
その日から噛める|2010年03月29日
本日の患者様は20代の男性の方。
幼少期のトラウマで歯医者嫌いになり、虫歯が進行してもなかなか歯医者に行けずに酷い状態になってしまったとのこと。
本年中にご結婚を考えており、この際に全てを綺麗に治したいと決意された。
ただし普通の歯医者では恐怖心に打ち勝つかご不安があり、当院の『無痛鎮静法』での治療を友人からお聞きになりお越しいただいた。
レントゲン検査および口腔内診査をさせていただくと、前歯・奥歯で抜歯適応の歯が6本。要治療歯が12本であった。
欠損となる歯の隣の歯もかなりの虫歯になっており、ブリッジの選択肢もご説明したが、歯が繋がることへの抵抗感もありインプラント治療をお選びになった。
ほぼ全ての治療を『無痛鎮静法』で行うことによって、この方のように歯医者に行けずに悩んでおられた方が快適に治療を受けることができる。
結婚式に間に合うよう、全力で治療に当たりたい。
怖がりの方へ|2010年03月23日
本日の患者様は遠方よりお越しの60代の男性の方。
ご友人が当院でインプラント治療をしたのを聞き、ご自身のインプラント治療もとお越しいただいた。
お悩みは上顎両側の奥歯が部分入れ歯で食べれないとの事。
早速3次元CTスキャンにて即日インプラント埋入シュミレーションをさせていただいた。
大臼歯部上顎骨は高度吸収のため、上顎洞との距離は3mm程度しか存在しない。しかし、小臼歯部には10mm程度の骨があり、さらに上顎結節部(最後方部)にもインプラント埋入に耐えうる骨が存在している。
サイナスリフト(上顎洞底挙上術)をして骨造成を行うのも一つの方法ではあるが、時間的・費用的なコストを考慮すると、小臼歯部と結節の骨を利用したインプラント補綴が理に適っている。
ブリッジタイプの上部構造(セラミック被せ歯)になるが、力学的には問題なく咀嚼に耐えうる。
十分なご理解とご承諾をいただき、次回手術の運びとなった。
奥歯|2010年03月16日
本日の患者様は40代の男性の方。
右上奥歯2本が欠損しており、その手前の4・5番の2本も保存困難な状態になっている。
取り外し式の義歯は嫌だということで、インプラントによる機能回復をご希望である。
患者様のご了解を得て3次元CTスキャンを撮影させていただき、インプラント埋入シュミレーションを行った。
右側上顎骨は高度に骨吸収しており、4・5番相当部で3㎜程度、6・7番相当部で1mm程度しか骨残存がない。
インプラント埋入のためにはラテラルウィンドウテクニックによる上顎洞挙上術(サイナスリフト)が必要であることをご説明した。
ラテラルウィンドウテクニックによる上顎洞挙上術は、インプラント関連手術の中でも極めて難易度の高い手術であり、口腔外科の経験豊富な医師でなければ何らかのトラブルが発生した場合に迅速な対応が取れないことがある。
時間をかけて丁寧な機能回復治療に取り組みたい。
奥歯|2010年03月12日
本日の患者様は30代の男性の方。
酔って階段で転倒して下の前歯が折れてしまったとのことで、病院歯科で応急処置後に当院にお越しになった。
口腔内診査および一般レントゲン撮影をさせていただいたところ、右下2番が骨内で完全横破折を生じており、両隣在歯も歯冠破折している。
歯冠破折の歯は1回の治療で修復が可能であるが、2番は抜歯しかない旨ご説明申し上げた。
患者様はブリッジよりもインプラントを望まれたため、早速3次元CTスキャンによる抜歯即時インプラント埋入のシュミレーションを行った。
下顎前歯部は歯槽骨が薄く、歯根の少し先で特に薄くなりその下からまた幅が大きくなる形態をしている。下顎骨の内側(舌側)には重要な動脈が走行しているため、ドリルでの舌側皮質骨穿孔に十分気をつけつつ、インプラント初期固定性と審美性に十分な配慮が必要な箇所である。
下顎前歯の唇側歯槽骨は厚紙1枚程度の薄さだが、抜歯の際にこの骨を破壊してしまうと骨の水平的
骨吸収を生じてしまうため注意が必要だ。
慎重な抜歯、慎重な埋入によって高度な審美性の獲得を目指したい。
前歯|2010年03月09日
本日の患者様は60代の女性の方。
右下3本の欠損で現在取り外し式の入れ歯をしていらっしゃる。
右側では食べにくいので左でばかり噛んでいたら痛くなってきたので、右側をきちんと噛めるようにしたいとのご希望であった。
口腔内を拝見すると、右下の5番から7番が欠損しており、垂直的・水平的な骨吸収を来たしている。
骨頂部はかなり尖った形態になっており、細い骨という印象である。
患者様のご了解を得て3次元CTスキャンを撮影させていただき、即日埋入シュミレーションを行った。
幸いにも下歯槽神経(下歯槽管)が比較的骨底部に走行しているため、骨頂の骨をフラットに削ったとしてもインプラント埋入に十分な骨が存在している。
条件が揃えば、インプラント埋入・即時仮歯装着も可能である旨をご説明し、次回手術の運びとなった。
その日から噛める|2010年03月05日
本日の患者様は20代の女性の方。
前歯のインプラントのご相談にいらっしゃった。
5年ほど前に神経を抜いて被せ歯にした右上2本の前歯だが、度々腫れるので近所の歯科を受診したところ、2本とも歯が折れているとの診断を受けたとの事。
当院でも確認のレントゲンを撮らせていただき、歯根破折の診断に至った。
ご本人は抜歯を覚悟し、絶対にブリッジではなくインプラントによる機能回復を望んでおられる。
目的意識がはっきりしているため、早速3次元CTスキャンを撮影させていただきインプラント埋入シュミレーションソフトを使ったプレゼンテーションを行った。
前歯は縦方向に割れており、割れた部分から内部のセメントが溶出しているのか唇側歯槽骨に一部穴が開いているようだ。そこが原因で歯茎の腫れに繋がっていたのだろう。
ここで重要なのは、抜歯即時インプラント埋入が可能か否かの判断である。
前歯は抜いてしまうと、唇側の骨が見る見る痩せていく。完全に痩せた状態の場合にはブロック骨移植を行わなければ審美性の回復が不可能になってしまうし、時間もかなりかかってしまう。
幸いにも今回のケースでは骨頂部のフレームが残存しており、抜歯即時インプラント埋入が成功する可能性が高い。
長期に亘り安定した前歯を提供して差し上げたい。
前歯|2010年03月02日
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