本日の患者様は30代の女性の方。
右下奥歯を他院で抜歯して5ヶ月ほど経つが、その医院では神経に近いのでインプラントは困難と言われたとのこと。
インプラント治療の専門医院ならば可能なのではとお越しになられた。
口腔内診査と共に、患者様のご了解を得てCTスキャン検査(院内設置)をさせていただいた。
即時にインプラントシュミレーションソフトで計測したところ、骨頂から下歯槽管(神経)までは最短で6ミリ程度であり、不用意な単純埋入では神経損傷の危険性がある。
しかし、下顎後方部は下顎骨が外側に広がった携帯をしており、頬側への傾斜埋入で神経管を避けて埋入できることが分かった。
現在、当院ではリスクの高い症例に対しては積極的に『サージカルステント』による埋入手術を施行している。
『サージカルステント』とはCT上でシュミレーションした安全な埋入方向・深度を忠実に再現したマウスピースで、そこに空けられた穴にドリルを挿入して切削することができる。
これによって、今まで経験に頼った埋入手術が格段に安全に、短時間で行えるようになった。
本日の患者様も、これで入れ歯にしなくていいと知ると喜んでいただけた。
奥歯|2009年08月29日
本日の患者様は40代の男性の方。
5年程前に左上前歯(1番)を抜歯し両隣を支台としたブリッジをしているのだが、最近隙間が大きく空いてきて食渣がはさまるとのことでお越しになった。
拝見すると、ブリッジのポンティック(真ん中のダミーの歯)は歯肉から完全に浮いており、食渣がびっしりと停滞している。支台となっている歯も歯茎が痩せて人工歯とご自身の歯の境目が出てきてしまっている。
再度セラミック人工歯によるブリッジ治療をするか、欠損部位にインプラント埋入をするかによって期間やご費用が変わってくることをご説明し、それぞれの特長をご案内させていただいた。
患者様としてはブリッジではなく、インプラントを選択したいとのご希望であった。
見た目に美しく、機能的な前歯を構築するために骨造成や粘膜移植が必要かを慎重に見極めるためにCTスキャン検査をさせていただくこととした。
ただしブリッジの金属量が非常に多く、レントゲン像の歪み(ハレーション)を生じる可能性が高いので、ブリッジを除去して樹脂製の仮歯にしてからの撮影となった。
満足のいく前歯を作ってさしあげたい。
前歯|2009年08月25日
本日の患者様は60代の女性の方。
現在下顎左右の奥歯に入れ歯を入れていらっしゃるのだが、思うように噛めないとのお悩みでお越しになった。
欠損しているのは左右の567番の計6本。
患者様のご了解を得てCTスキャン検査(院内設置)を行い、即日インプラントシュミレーション診断を行った。
歯槽骨は水平的(高さ)に吸収を来たしているものの、垂直的(幅)吸収はそれほどなく比較的ワイドなインプラント埋入の可能性が残されている。
下歯槽管(下歯槽神経)は比較的下顎骨の下部に走行しており、インプラント埋入を著しく阻害する要因にはなっていない。
最後方部のみ8ミリのショートインプラントを選択するが、前方部は10ミリのスタンダードインプラントの埋入が可能であり、骨移植なども必要のないこともご説明申し上げた。
今回は下歯槽管の走行が下顎骨底部にあるためそれほど困難なケースではないが、丁寧で安全なインプラント治療を心がけたい。
奥歯|2009年08月21日
本日の患者様は30代男性の方。
幼少期より歯科恐怖症で歯医者に行けず、多くの歯がボロボロになってしまい、当院に「無痛鎮静法」を活用した治療目的にお越しになった。
初診時にレントゲン検査および口腔内診査をさせていただき、2回目に「無痛鎮静法」での初期治療および歯の保存の可否の判定を行った。
あらゆる手段を講じても保存不可能で抜歯しなければならない歯が12本あった。
3回目ご来院時に画像と歯型模型を用いて、現状と治療の選択肢をご案内し治療計画のディスカッションを行った。
この患者様のように、非常に大規模で全顎的治療を行うケースにおいては、クリニック側と患者様側が、選択した治療の内容、期間、ご費用等を何度も確認し、ゴールを共有しなければならない。
ただ漠然と治療を進めたのでは、歯科恐怖症の患者様は途中で億劫になって通院を中断してしまうことがある。
毎回の治療の進捗状況をご案内し、自分の治療が今何合目に来ているかをご理解いただくことでモチベーションに繋がっていく。
本日の患者様とは3回の治療計画ディスカッションを行い、埋入するインプラントの本数や全体的なご費用の確定を行った。
治療途中での微細な変更はあったとしても、患者様が受ける医療に対して相当量の知識を身につけていただいたのでご理解をいただけるものと思う。
歯科恐怖症の患者様は、治療行為そのものと、歯科医師を含めた歯科医療全体に恐怖心をお持ちのことがあるので、ゆっくりとご理解を得ながら治療を進めていきたい。
怖がりの方へ|2009年08月18日
本日の患者様は20代の男性の方。
極度の歯科恐怖症で、当院の「無痛鎮静法」での治療をご希望でお越しになった。
本日までに数回の「無痛鎮静法」での治療を行い、保存不可能な3本の歯のご説明を行った。
抜歯後にブリッジになさるかインプラントになさるかで今後の治療スケジュールが大きく変わるため早目のご説明をさせていただいた。
患者様は「無痛鎮静法」での治療を高く評価していただいていて、「無痛鎮静法」下であればインプラント治療に臨んでも恐怖心はないとのこと。
ブリッジ治療およびインプラント治療の特長をそれぞれご案内したところインプラント治療をご選択になられた。
当院では「無痛鎮静法」において数種の麻酔剤をご用意し、治療内容によって使い分けをして最適な鎮静状態を得られるようにしている。
インプラント治療に恐怖心をお持ちの患者様は是非ご相談にいらしていただきたい。
怖がりの方へ|2009年08月07日
本日の患者様は40代の女性の方。
右上顎のブリッジがグラグラしているとの事で先日お越しになった患者様である。
初診時にレントゲン検査をさせていただいたところ、支台となっている歯のうち1本は真っ二つに割れており、もう1本は歯周炎でグラグラの状態であった。
ブリッジは抜歯適応であることをご説明し、取り外し式の部分入れ歯かインプラント治療かの二者択一である旨のご説明をさせていただいた。
3本分の欠損のうち、手前の1本は抜歯治癒後に単純埋入が可能であるが、後方2本分には骨が不足しておりソケットリフト手術などの骨造成法を併用しなければならないことをご説明した。
患者様は長期に安定し、かつ奥歯でも一定の審美性を確保したいとのご希望からソケットリフト手術を併用したインプラント手術をご選択された。
審美性確保のための角化歯肉移植も二次的に行うこととした。
治療期間は8ヶ月を予定している。
インプラントと審美歯科|2009年08月04日
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