下顎大臼歯インプラント治療とご費用

本日の患者様は20代女性の方。

左下7番(一番奥の歯)が残根状態で、よく腫れるので抜いてほしいとのご希望でいらっしゃった。
拝見すると、当該歯は保存不可能な状態であり抜歯適応である。

抜いた後の回復治療として、
①部分入れ歯(保険適応)
②延長ブリッジ(保険適応):手前の歯2本を削り3本分の連結した歯を被せる治療
③インプラント埋入(自費治療)
の3種をご提示した。

いうまでもなく③のインプラント治療が最も効果的な治療であるが、自費治療であるため費用がかかってしまう。
当院では、インプラント埋入手術+セラミック人工歯で40万円ほどのご費用を頂いている。

一般的に歯1本の治療代としては高額であるが、高度先端医療であるインプラント治療は材料費が極めて高い。
治療費を安くするには、インプラント体を韓国製や国産のモノにしなければならないが、体内での長期的安定性を考えると最高品質のインプラント体を使用すべきであろう。

インプラント治療は歯科治療のように、そのうちやり直そうと思ってもできない治療であるし、体の一部を再生させる治療である。

本日の患者様にも次回のコンサルテーションまでゆっくりお考え頂くこととした。
ご自身が納得される治療法をご選択していただきたい。


インプラントをより良い噛み合せに導くために

本日の患者様は20代男性の方。

右下6番(奥から2番目の歯)がボロボロになったから、抜いてインプラント治療をしてほしいとのご希望でいらっしゃった。

レントゲンおよび口腔内診査をすると、骨内の根にまで及ぶ深い虫歯で抜歯適応であった。
歯冠は崩壊し、咬み合わせの上の奥歯が挺出(通常より歯が出てしまった状態)してしまっていて、ほぼ下の歯の歯茎に当たっている状態である。

このままの状態で下の歯のインプラント治療を行なっても、上部構造である人工歯を入れることができない。
適切な歯列のラインを回復させるためには、挺出した歯の治療も併行して行なわなければならない。

一般的にインプラント治療は外科的な側面にばかりスポットが当りがちだが、インプラントの長期的安定性を図るためには、より良い噛み合せと高い清掃性が求められる。


インプラントのメインテナンス

本日の患者様は40代女性の方。

右下奥歯のブリッジが何度も破折し、欠損部へのインプラント治療をご希望になっていらっしゃる。
患者様はインプラント治療後のメインテナンス体制について詳しく知りたいとのことである。

インプラント治療において重要な要素はいくつもあるが、まず設計段階において将来的に患者様が清掃しやすい設計にすることが重要である。
外科的に成功したインプラントでも、常時食べ物が停滞しやすいような歯が入った状態ではインプラント周囲組織炎を生じやすく、インプラントの長期的安定性のリスクファクターになってしまう。
定期的なメインテナンスによって清掃性の善し悪しを見極めることは、歯科医にとって重要な診察といえる。

また、インプラント上部構造装着直後には問題がなくとも、噛み合せの管理を長期的に行なうことも重要である。
インプラントは天然歯と違って、生理的動揺がないため噛み合せが強すぎると、対合する天然歯に障害を与える可能性もある。

インプラント治療は入れたら終わりの治療ではないのである。

当院では治療終了後、3ヶ月・半年・1年と定期チェックを行なう(無料検診)。
その後は、規模の大きさなどを勘案して、期間をご案内してアフターケアに努めている。


怖がりの方の短期集中インプラント治療

本日の患者様は60代の女性の方。

歯医者が何より嫌いで、とにかく怖くて仕方がなく、歯周病になっていることを自覚してもなかなか歯医者に行けず、下の前歯が今にも抜けそうになってしまったのだということでる。

レントゲンおよび口腔内診査をすると、下顎前歯以外はほぼ健全で強固な歯が揃っていらっしゃる。
唯一下顎前歯4本が根尖付近までの骨吸収を伴う歯周病で、保存不可能な状態であった。
下顎前歯の舌側(内側)を拝見すると、長年に渡って蓄積したであろう歯石がビッシリと付いている。

舌の下(口底部)には舌下小丘という粘性の唾液の出口があり、それらは口底に溜まる。そのため、下顎歯の舌側には歯石が沈着しやすく、放置すれば歯周病に罹患してしまう。

怖がりであるために、歯医者で歯石除去もできなかったために下顎前歯だけ高度の歯周病へと発展してしまったようだ。

患者様のご希望としては、とにかく短期で、少ない通院回数でインプラント治療をしたいということである。
当院の「無痛鎮静法」を用い、抜歯即時インプラント埋入・即時仮歯装着を計画しご了解を得た。

計画としては、治療期間3ヶ月で通院回数は4回程度を想定しているが、何とか歯医者嫌いを克服して他の歯のケアを含めた定期的なメインテナンスに通っていただけるよう尽くしたい。


前歯への骨移植併用インプラント

本日の患者様は50代の女性の方。

1月中頃に前歯の歯茎がかなり腫れたとの主訴で当院を受診された。
諸検査の結果、左上1番2番の歯根嚢胞(根の先に膿の袋のような病気)が原因とわかった。

この歯根嚢胞はある程度の大きさなら根管治療(根の治療)などで治療することが可能であるが、この方の場合根の周囲の骨がかなり吸収されており、特に口蓋側(口の天井)の骨は完全に吸収している。
骨に囲まれた嚢胞であれば、原因歯を抜歯すればある程度の骨の再生が見込めるが、フレームの骨壁が吸収していては、元の形態に骨が再生することはない。

患者様としては抜歯してのインプラント治療をご希望であるが、簡単に埋めるだけのインプラントとは違い様々なテクニックを用いて元の形態を復元していかなければならない。

工程として簡潔に申し上げると、
①隣の歯に固定する仮歯のご用意
②抜歯し嚢胞の全摘出、および下顎臼後部からのブロック骨の採取および前歯部への移植固定
③移植骨固定後にインプラント埋入および粘膜移植による審美性の回復
④インプラント安定後にセラミック上部構造の装着

インプラント経験の豊富な人間しか成し得ない美しい機能的な前歯を入れて差し上げたい。


その日から噛める上顎オールオン6

本日の患者様は50代の女性の方。
当院でインプラント治療をされた方からのご紹介でお越しになられた。

下顎は比較的歯が丈夫で安定しているのに対し、上顎歯4本の歯が残存しているがグラグラになっており部分入れ歯もよく外れてしまうとお困りであった。

患者様のご希望でCTスキャン検査も行ったところ、前歯の部分と最も奥の部分には骨が残っているが、臼歯部付近には残存歯槽骨が極めて少ない。

この方の場合、時間的・コスト的に最もハイパフォーマンスな方法はオールオンシステムによるインプラント治療だろう。
オールオンシステムは左右対称に4本以上のインプラントを傾斜埋入し、その本数で全ての歯を支えるシステムのことで、通常は4本~6本程度の埋入を行なう。

抜歯・インプラント埋入手術・仮歯の装着が1日で済み、全体の治療期間も3~4ヶ月程度で終了できる。
早くおいしく噛みたいと言う患者様の求めに対応すべく、準備を心がけたい。


▲PAGE TOP

HOME » カウンセリング・レポート » 2009年02月

ビジネスブログ

インプラント

インプラント 個別無料相談会