本日の患者様は30代の女性の方。
右上奥歯2本が欠損しており、インプラント療法の相談にいらっしゃった。
抜歯してから10年以上経過しており、他院では骨がないのでインプラント療法は無理だと言われたそうである。
CTを拝見すると、右上欠損部の上顎骨は垂直的・水平的に吸収していたが、上顎洞までは5㎜程度の骨が残存しており、インプラント療法が不可能ではない。
ソケットリフト手術を併用したインプラント手術のご説明をし、ご了解を得た。
ソケットリフト手術もピエゾサージェリー(超音波切削器)を用いて行なう事ができるため、より安全な手術が可能となった。
奥歯|2008年11月18日
本日の患者様は50代の女性の方。
左右上顎の奥歯がないのでインプラント療法をしたいとのご希望でいらっしゃった。
口腔内を拝見すると、下顎は比較的あんていしているのに比べ、上顎は残存している全ての歯が動揺している。
奥歯がないことで前方歯の負担過重を生じているのと、歯周病も重なった結果であろう。
患者様の了解を取ってCTを撮影したところ、小臼歯から大臼歯にかけての上顎骨は高度の吸収を生じており、上顎洞までの残存骨は1~2㎜程度しかない。
骨が残存しているの左右犬歯間と、最後方部の上顎結節部のみであった。
また、咬合高径(咬み合わせの高さ)も低くなっており、口角には深い皺ができている。
現在ある歯を残しても数年で要抜歯になる可能性が極めて高く、長期的に口腔機能の安定性を担保するためには、残存歯の戦略的抜歯およびオールオンシステムでのインプラント療法が必要不可欠であろう。
上顎でのオールオンシステムは6本ほどのインプラントを左右対称に埋入し、その上に連結した歯を接合させる方法で、期間・費用ともに節約できる。
手術当日に全ての残存歯を抜歯し、即座にインプラントを埋入する。予め埋入位置を予想した仮歯を用意しておき、その日のうちに噛めるようにする。
この方法であれば、長期的安定性が確保でき、抜歯の度にインプラント埋入をするような追いかけ治療をしなくて済む。
その日から噛める|2008年11月14日
本日の患者様は40代の男性の方。
右下奥歯2本の欠損を数年放置されていたが、重い腰を上げて当院にいらっしゃった。
口腔内およびCT画像を拝見すると、欠損部の歯槽骨は当然吸収しており幅・高さともに減少している。
以前ならば骨移植をして、半年後にインプラント埋入をしてと時間・コストともにかかっていた。
しかし、今月ノーベルバイオケアのショートサイズインプラントが国内認可になり治療方針の幅が広がった。
下顎神経まで10㎜程度しか残存骨がなくても8㎜のインプラント埋入が可能になり、患者様にとって経済的にも肉体的にも負担が軽減できる。
本日の患者様もこの方法を選択されたため、次回手術の運びとなった。
奥歯|2008年11月11日
本日の患者様は20代の男性の方。
極度の歯科恐怖症で、何年も虫歯を放置していたが、歯の痛みに耐えられず当院を受診された。
初診時口腔内診査およびレントゲン検査の結果、左右奥歯が2本ずつ崩壊していた。
左右の大臼歯が崩壊しているということは、ろくに噛めていないことを意味する。
例えば、6番(奥から番目の大臼歯)が1本欠損しただけで、咀嚼力は35%ほど減少すると言われている。
大臼歯の手前にある小臼歯にはそれほど強い咬合力はないため、十分な咀嚼をせずに飲み込んでいたのであろう。
このままでは、30代で胃腸障害を惹起するのは必然となってしまう。
本日の患者様も、もう一度焼肉をガツガツ食べたいと仰っていた。
極度の歯科恐怖症とのことで、当院の『無痛鎮静法』をご活用いただきながらの治療となるだろう。
おいしいお食事を召し上がって頂けるよう、精細なインプラント療法を行なっていきたい。
奥歯|2008年11月05日
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