破折した前歯の抜歯即時埋入インプラント
本日の患者様は40代の男性の方。
右上2番の差し歯が外れてお痛みがあるとの事でお越しになった。
患者様のご希望は可能であれば再着してほしいとの事だったが、内部を拝見すると歯根が縦に割れてしまっている状態であった。
内部をボンドで固定する方法もあるが、破折片がやや動くような悪い状態なので抜歯適応だとお伝えし、抜歯後の機能回復方法としてのインプラントとブリッジについて詳しくご説明申し上げた。
両隣在歯が健全歯であることもあり、ファーストチョイスはインプラントであること、インプラントを選択するのであれば抜歯即時埋入即日仮歯装着を行うことを申し上げた。
患者様もご自身の前歯の置かれた状況を正確にご理解いただき、インプラント治療をご選択された。
早速CT検査および仮歯用模型の歯型を取らせていただき、来週早々の埋入手術となった。
歯根破折を生じた場合には、破折線からの細菌感染によって歯槽骨が吸収する前に迅速に抜歯→インプラント埋入を行う方が審美的に有利になる。
しばらく放置してしまうと唇側歯槽骨が吸収してしまい、審美性確保のために骨移植や粘膜移植が必要なケースも出てくる。
余計な手術は極力無い方がよい。
前歯|2010年06月01日
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