破折前歯の抜歯後の治療方針のご相談
本日の患者様は40代の女性の方。
5年ほど前に治療した左上前歯が腫れて痛いとの主訴で先週当院にお越しになった患者様である。
初診時口腔内診査および一般デンタルレントゲン検査をさせていただいたところ、太い心棒に圧迫されるように歯が折れているのがわかる。
唇側歯肉は発赤、腫脹しており急性炎症状態であったため、この日は投薬および咬合調整ののみさせていただいた。
腫れ・お痛みともに引いたため、今後の治療計画に関してのご説明をさせていただいた。
まず、今回腫れた左上1番に関しては保存不可能なため抜歯しなければならない。
ただし、もしインプラントになさりたいならば抜歯即時埋入の可能性を模索する必要があるため、必ず抜歯前に治療計画の確定をしなくてはならない。
機能・審美回復の方法としてはブリッジかインプラントの選択肢しかないが、保険適応をお望みならばブリッジの選択となる。
ブリッジを選択した場合には、健全な両隣の歯を大きく削らなければならない。
それが嫌であればインプラントの選択となるが、自費治療であるため高額な治療費となってしまう。
患者様それぞれに経済的事情は異なるため、ご事情を最大限考慮しなければならず歯科医師としては心苦しくもある。
重要なのは、選択できる治療法の利点と欠点をよくご理解いただき、十分にご納得されてから治療に臨んで頂くことであろう。
今回もお見積書をお渡しし、十分なご検討を頂くこととした。
前歯|2010年04月02日
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