全顎歯周病患者様のインプラント治療計画
本日の患者様は50代の女性の方。
昨年の秋頃に全体的に歯肉が腫れて当院にお越しになった。
初診時にはほぼ全ての歯茎から膿が出ており、動揺歯も多く、かなり重篤な歯周病であった。
その後歯周初期治療を行い、ようやく歯周組織も落ち着いてきた。
そこで、今後機能的な口腔機能の再構築を行わなければならない。
全顎的な歯周病罹患者の方のインプラント治療計画は非常に難しい。
特に抜く歯と残すべき歯の選別を誤ると、治療がエンドレスに陥り、患者様の治療に対するモチベーションが著しく低下してしまう。
長期間に亘って安定した咬合機能を担保できる歯は残すが、それ以外の今後の展開が不安定な歯は戦略的に抜歯してインプラントにする方法が最も時間的・経済的なメリットが大きい。
しかしながら、患者様によってはご自身の歯を可能な限り延命したいと考えられる方もいらっしゃるため、話し合いを重ねながら治療計画を策定しなければならない。
治療が終わったかと思えばまた抜けてインプラントを入れて、とならないよう慎重に治療計画を策定していきたい。
全体的な治療|2010年02月16日
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