複数に亘るインプラント治療計画の立案基準
本日の患者様は20代の男性の方。
虫歯が酷くなっては歯医者に行くが、途中で通院を止めてしまうを繰り返してきたとのこと。
虫歯がたくさんあるので治したいとのご希望でお越しになった。
口腔内を拝見すると健全な歯は数本しかなく、ほぼ全ての歯が崩壊している状態である。
レントゲン検査をさせていただくと、崩壊した数本の歯に大きな根尖病巣がある。
全体的に重度の虫歯になっていらっしゃる患者様において初期の診断で重要なのは、残せる歯と抜くべき歯の選別をきちんと判定することである。
全く希望のない歯に多くの時間を割くよりも、保存できる歯の治療と欠損回復に重きを置いた治療を行うことが効率的で合理的な治療ができる。
今回も初期診断として、歯の揺れ具合(動揺度)、歯周病検査、虫歯の深度、根尖病巣の大きさなどを総合的に勘案して抜歯すべき歯を確定させていただいた。
それを基に、欠損回復療法としてのインプラントとブリッジの選択をしていただく。
インプラントをお選び頂いた場合には、安易な抜歯を行わず抜歯即時埋入手術が可能か否かを3次元CTで詳細に検討する。不可能な場合には人工骨によるソケットプリザベーションの必要性の判定を行わなければならない。
患者様にご満足いただける機能性を備えた咬合を回復させるには、様々な準備と基準を用いて治療に当たらなければならない。
全体的な治療|2010年01月24日
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