GBR併用のインプラント治療
本日の患者様は40代の女性の方。
左下5番(第二小臼歯)を他院で抜歯して4ヶ月ほど経過しており、インプラント治療目的にご相談にいらっしゃった。
口腔内診査をさせていただくと、抜歯窩は非常にきれいに治癒しているように見える。
あとはCTスキャンで内部の状態を精査させていただいた。
CT検査を拝見すると、頬舌側共に頂点の骨はフレームとして残存しているのだが、頬側の骨壁に大きな穴が開いているのが分かった。
恐らく非常に大きな根尖病巣があって、骨壁が高度に吸収したものと思われる。
この場合、インプラントを埋入した後に頬側の穴を人工骨で埋めてあげ、軟組織(歯茎などの軟らかい組織)の侵入を防ぐためにメンブレン(特殊な膜)を留置することで対応する。
この方法は一般的にGBR(骨再生誘導法)と呼ばれるもので、インプラント外科を行う医療においては必須のオプションとなっている。
この方法ができないと、骨が不足した部位へのインプラント治療が困難となり機能性に優れた歯を構築することができない可能性がある。
骨移植や粘膜移植、GBRなど多様なオプションを用意し、患者様のニーズに応えていく医療を今後も邁進していきたい。
骨・歯ぐきの移植|2009年10月01日
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