インプラント治療におけるインフォームドコンセントの重要性

本日の患者様は40代の女性の方。

他院でインプラント治療途中なのだが、現在受けている治療で本当に良いのかというセカンドオピニオンをお求めにお越しになられた。

部位は下顎左右の奥歯4本ずつの欠損部の合計8本分。下顎前歯の6本は健全で、上顎は7番(最後方の奥歯)が左右で欠損している。
一般レントゲン検査だけさせていただき、骨の状況を診るとそれほどの骨吸収もなさそうである。

患者様が気になさっているのは、欠損部に埋めるインプラントの数である。
現在かかっている医院では、左右に4本ずつの計8本を埋入する必要があると言われたとのこと。

しかし調べてみると、欠損部全てにインプラントフィクスチャー(ネジ)を埋めなくてもブリッジタイプで対応可能だとお知りになったが、そんな説明はなく若干の不信が募ったという。

例えば下顎奥歯の場合、3本連続した欠損の場合には2本のインプラントを埋入してブリッジタイプの上部構造を装着することもできるし、4本欠損の場合には3本のインプラント埋入で4本分の上部構造を装着することができる。
上部構造の人工歯が連結されているのが嫌だという場合には、欠損部位全てにインプラント埋入をしなければならない。

大切なのは術前に選択肢をご提示し、患者様が納得したうえで選択することである。
いずれを選ぶかで治療費用も大きく異なってくるので、術前のインフォームドコンセント(説明と同意)を大切にしなければならない。


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