ジルコニアインプラント
本日はインプラントの材質についてお話したい。
現在歯科インプラントに使用されているのは、チタン製のスクリュータイプがほとんどである。
チタン表面に酸処理をしたりハイドロキシアパタイト処理をしたりいろいろとあるが、基本的にはチタンのネジを骨に埋め込んでいる。
チタンは金属の中で唯一骨と癒合(結合)する材料であり、またアレルギーの原因とならないことが(正確には非常になりにくい)わかっている。
物性的にも非常に強度が高く腐食せず、また軽い。
しかし、金属のネジを顎の骨に埋め込むというと、抵抗感をお持ちになる患者様も若干いらっしゃるようだ。
そこで、最近欧米では『ジルコニア製』インプラントが注目を集めてきている。
ジルコニアは人工ダイヤモンドとしても活用され、非常に高い強度があり、アレルゲンとなりにくい。
また、チタンと同様に骨と癒合すると言われている。
実際のジルコニア製インプラントを見ると非常にきれいな白色で、金属性インプラントよりも心理的に受け入れやすい感じを受ける。
しかしながら、まだ信頼できる商品は1種類しかなく、欧米では使われているが日本では認可されていない。
日本は薬剤や生体材料の認可が亀のように遅く、ジルコニアインプラントが認可されるのは数年先であろう。
まだ長期症例が少ないためチタン製との優劣の判断は着かないが、選択肢が増えていくのはよいことであろう。
インプラントと審美歯科|2009年05月22日
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