ソケットプリザベーションを併用したインプラント治療

本日の患者様は40代男性の方。

テレビドラマで活躍されている俳優さんである。
さすがにお口の中はよく手入れされており、治療の必要な箇所は少ない。

今回は右下の歯が以前からよく腫れるので、インプラントにしようかとご相談にいらっしゃった。

レントゲンおよびCT検査の結果、右下6番(奥から2番目の歯)の根の先に大きな膿の袋(歯根嚢胞)があるようだ。
歯根嚢胞は、大概が非活動性の慢性炎症のことが多いのだが、時に疲労や全身疾患など宿主側の免疫能の低下によって急性転化することがある。
そうなると、腫れや痛みを伴い食事などの日常生活に妨げとなる。

歯を保存するなら根管治療(根の治療)をしなければならないが、本日の患者様は今までに3回根管治療をやり直したとのこと。
回数のかかる根管治療にはもう希望を見出せないとのことでインプラント適応となった。

治療期間を最小限にすべく、抜歯時にソケットプリザベーション(抜歯窩に人工骨を即座に填塞し、骨の再生を促す)を行い、比較的早期のインプラント埋入を行うこととした。

歯がない期間は隣在歯に接着させる仮歯を装着させ、お仕事に支障のないようにしたい。



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