総入れ歯から固定性の歯への転換
本日の患者様は60代の女性の方。
極度の歯科恐怖症で、初診時に残っていた歯は3本しかなかった。
それらもグラグラになっており、当院の『無痛鎮静法』で抜歯をし、その後、保険の総入れ歯を作り装着させていただいた。
しかし、半年ほど経過した今月に再度お越しになり、「歯が3本の時よりは随分噛めるもうにはなったけれど、やはり入れ歯は不便だからインプラントで固定性の歯を入れたい」とのご相談を受けた。
歯科恐怖症の方が、当院なら安心してインプラント治療をしてもらいたいと仰っていただいて歯医者冥利に尽きる。
総入れ歯の方の場合、一昔前なら上下に10本ずつの計20本ほどのインプラントを埋入していたが、現在では上顎には6本から8本、下顎なら4本から6本程度のインプラントを左右対称に埋入することで全体を維持することが可能というエビデンスが確立している。
しかも、埋入手術当日に固定性の仮歯まで装着する(埋入即時荷重法)ことが可能であるため、患者様にとっても非常に有用な方法である。
埋入本数を最小限にすることができるため、従来よりも低コストで行うことができ、患者様の経済的ご負担の軽減につながる。
数ヶ月後には、本日の患者様が大好物の煎餅を力一杯召し上がっていることだろう。
その日から噛める|2009年04月22日
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