大学病院よりインプラント専門クリニックを選ばれた患者様
本日の患者様は60代女性の方。
某大学病院で全顎的なインプラント治療を行い、数ヶ月前に全て終了したとのこと。
埋入手術自体は問題なく行なわれて満足しているのだが、被せ歯(上部構造)の色や形、何より噛み合せの高さなどがどうしても受け入れられないとのお悩みをお持ちであった。
大学病院だけに担当医が度々替わり、その都度同じことを伝えなければならず疲れてしまったとのことであった。
治療終盤には担当医に噛み合わせや歯の形態等の不満を伝えるも、「仕方がないですよ」か「そのうち慣れますよ」ばかりで、一向に改善に向けた取り組みがなされないため諦めてしまったとのだという。
患者様が最も気になるのは、噛み合せがやや低下したのか少し老けて見えるようになったことと、歯が黄色くせっかくセラミックの高い歯を入れたのだから白くてキレイな形にしたいということ。
治療ステップとしては
①:フェイスボウトランスファーによる顎間関係の正常なポジションの測定
頭蓋骨を基準として、適切な噛み合せのポジションを把握するための作業。
②:①を基準とした仮歯の装着
現在装着されている上部構造を除去し、プラスティック製の仮歯の置き換えて噛み合せのしやすさ、歯の色や形、発音の具合などを検証していく。
③:②の結果に基づいたセラミック人工歯の仮着け
という順序になる。
文章で書くとほんの数行だが、精密な治療行程には数ヶ月かかるだろう。
大学病院などの大きな病院では、比較的頻繁に人事異動がなされるため担当医が替わってしまうことがよくある。(筆者も大学病院に在籍していた)
インプラント治療は、埋入手術、補綴(被せ歯を入れること)、メインテナンスと患者様と担当医が比較的長く付き合っていく治療である。
長く付き合っていくには強い信頼関係が必要になってくるが、担当医がコロコロ替わるとそれはできないし、責任の所在も曖昧になってしまいがちである。
インプラントを専門とするクリニックとして患者様のご要望に今後も応えていきたい。
全体的な治療|2009年04月07日
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