外傷で無くした前歯の審美インプラント

本日の患者様は20代男性の方。

1週間前に自転車を運転中に転倒して前歯2本を脱臼されたとのこと。
抜けた歯を持って大学病院口腔外科に受診されたが、歯の汚染がひどく再植術は不可能と判断されたとのこと。
現在は抜けた歯の両隣に仮歯を接着させて、かろうじて見た目を維持している状態である。

ご了解を得てCTスキャンを撮影し診断したところ、前歯2本が折れた拍子に唇側の歯槽骨も広範に破損してしまっている。
この場合、歯肉が治癒しても歯槽骨の高さは低くなり、そのままの状態でインプラント埋入をしても非常に長い歯になってしまい著しく審美性を損なってしまう。

治療ステップとして、
①歯肉治癒後に下顎オトガイ部からのブロック骨移植を行う。
②骨生着後、当該部にインプラント埋入を行い、すぐに仮歯を装着する。
③歯肉の形態修正が必要であれば行なう。
④最終セラミック人工歯を装着する。

この順序が必須となってくる。

きれいな前歯を取り戻すため、綿密な計画を立てて行ないたい。


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