前歯の2ステージインプラント治療
本日の患者様は40代男性の方。
左上前歯の猛烈な腫れとお痛みで先月受診された。
レントゲン・CT検査の結果、左上1番2番の2本の歯の根尖病巣の肥大化により口蓋骨(口の天井の骨)が著しく吸収し、膿が出ている状態であった。
歯を支えるべき骨は歯冠側に3ミリ程度しか存在していない。
この場合、通常なら抜歯および病巣の掻爬をして、治癒を待ってからインプラント治療に移行する。
しかし前歯の場合、抜歯後に唇側の歯槽骨が著しく吸収してしまい、審美性が損なわれてしまう。
そこで、まず歯茎から切開して骨内部の病巣摘出および感染してしまった大部分の歯根の切断を骨内で行なう。
空洞になった部分に自家骨および人工骨を填塞し完全閉創する。
半年後に2本の前歯を抜歯し、即時インプラント埋入を行なう。
非常に繊細かつ大胆な治療となるので、患者様の深いご理解とご同意の下に進めていきたい。
前歯|2009年03月06日
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