全体的な歯周病患者様の治療計画

本日の患者様は50代男性の方。

お仕事が多忙で、ここ10年以上歯医者にかかっていないという。
今回は右下奥歯のブリッジが揺れていて、強く噛むとお痛みがあるとのことであった。

レントゲンの所見は、全顎に渡る高度の歯周病に罹患しており、ブリッジの部位は特に重篤で、歯根を支える骨は完全に消失していた。

全体的な歯周病を有する患者様への治療アプローチの順序としては、
①歯周初期治療を行い、歯石の除去と歯肉の安定を図る。
②保存する歯と抜歯しなければいけない歯の選別を行う。
③抜歯する部位へのインプラント療法の計画(骨移植などの有無の選択)を行い、計画に沿った治療を行う。

最も留意しなければいけないのは、②の選別かと思われる。

保存可能と判断した歯が、治療終盤になってやはり抜歯になってしまうケースも往々にしてあり、対応が後手に回ってしまうこともある。
そうした「追いかけ治療」をすると、治療期間、費用ともに増大してしまう。

きちんとした判断の上での診療移行が重要である。


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