ロングスパンブリッジからインプラントへ
本日の患者様は50代の女性の方。
右上の3番(犬歯)から7番(最後方の大臼歯)を支台としたロングスパンのブリッジが揺れており、満足に食事ができずインプラントにしたいとのご相談であった。
5本分の咬合力を今まで2本で支えてきたため、残存の2本は相当の動揺を来たしており、抜歯適応となっている。
レントゲンおよびCT検査を即時に実施し拝見すると、幸いにも欠損部の骨は高さは十分にあり、上顎洞との距離があるため骨移植等は行わなくて済みそうである。
この場合、抜歯を先行して抜歯窩が治癒してから埋入手術を行うのが一般的である。
5本欠損部位には、骨質にもよるが3本埋入すれば咬合力の制御は可能であり、治療コストの節約にも繋がるためだ。
しかし、本日の患者様は歯が無い期間は耐えられないので、コストがかかってもいいから2ステージでの治療をご希望された。
1stとしてブリッジを切断して、欠損部に2本ないし3本埋入して治癒期間を待つ。この間は3,7番は保存しておいて仮歯ブリッジを装着しておく。
2ndは安定したところで、残存歯を抜歯し先行埋入したインプラントに仮歯(5本分)を装着する。抜歯部位へ埋入を行い安定したところで全ての歯のセラミックへの転換を行う。
患者様のご希望は多種多様であり、可能な限りご要望に沿った治療を今後も続けていきたい。
その日から噛める|2008年09月02日
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