インプラント治療におけるCTの有用性
本日の患者様は50代の男性の方。
近医にて左下奥歯2本が抜歯適応といわれ、インプラント治療を勧められた。
しかし、そのクリニックでは単純レントゲン撮影のみでCT検査は不要と言われたそうである。
現在のインプラント治療の趨勢として、CT検査は必須項目となっている。
勿論、骨の幅や神経の位置確認など、単純レントゲンで見えてこない部分をみることに優位性があるのだが、骨の密度が把握できる事に極めて重要な意味がある。
適切な骨密度の部位へのインプラント埋入により長期的安定性への予知性を向上させてくれる。
また、埋入手術における偶発症発生の確率を下げ、安全で迅速な手術を可能にしてくれる。
最近ではCTデータから埋入部位を決め、固定性のマウスピース型ガイドを装着して埋入を行うシステムも普及しつつある。
自院にCT施設がなくとも、CT専門クリニックへの依頼でCT検査は可能であるが、それをしないのは医療側の怠慢とも言えるかもしれない。
当院ではCTクリニックへ依頼していたが、患者様の煩わしさを鑑みCTを自院に設置する事にした。
7月初旬からの運用となるが、ますますインプラント患者様の利便性向上に寄与できるものと確信している。
その他|2008年06月10日
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