即時荷重と待時荷重
本日の患者様は50代の男性の方。
右下奥歯2本を欠損して半年経過している。
何件かの歯科医院を訪れ、インプラントカウンセリングを受けていらっしゃったとのこと。
患者様は、1日も早く歯を入れたいたので、インプラント手術当日に仮歯を入れてその日から噛みたいというご希望をお持ちであった。
通常、インプラント治療のスケジュールとしては、埋入手術から下顎で2~3ヶ月、上顎で3~4ヶ月の待機期間を置き、骨癒合を待ってから負荷を掛ける待時荷重が基本であった。
しかし、インプラント治療の研究は日進月歩で進化しており、条件が揃えば埋入手術をした日に固定性の仮歯を装着しモノが噛める「埋入即時荷重」が可能と判ってきた。
ただし、埋入部位の骨がしっかりしており、且つインプラントの初期固定がしっかりしていることが絶対条件ではある。
この条件を満たさずに即時荷重を架けてしまうとインプラントの初期固定が失われ、グラグラして骨との癒合が阻害される。
そのため、即時荷重というのは必ず出来るものではなく、状態を全体的に評価して慎重に行わなければならない。治療が早く、患者様の食生活のクオリティー向上には良いが、リスクを伴う事も認識しなければならない。
その日から噛めるインプラント|2008年04月23日
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