インプラントとソケットプリザベーション
本日の患者様は30代の女性の方。
左上4番が歯根破折のため、抜歯適応である。
ご本人はブリッジよりもインプラントによる欠損補綴をご希望された。
歯を支える歯槽骨は歯を抜いてしまうと、時間とともに吸収して(減少)しまう。
それは頬側歯槽骨において顕著で、抜歯後半年で3~4㎜程ロスしてしまうと言われている。
骨吸収した部位にそのままインプラント埋入をすると、隣の歯よりも長い歯になってしまい、やや見た目が悪くなってしまう恐れがある。
吸収して分を骨移植で補う事は可能だが、金銭的・時間的なコストがかかってしまう。
そのため、抜歯時に埋入が確定している場合で抜歯即時埋入手術が出来ない場合には、歯槽骨吸収を最小限に抑える処置を行う。
これをソケットプリザベーションという。
抜歯し、不良な肉芽組織を掻爬した後に人工骨を填塞し、メンブレンという特殊な膜で蓋をするか、コラーゲン材料で蓋をする方法が一般的になってきている。
この方法を用いると、抜歯窩の骨再生が迅速で、かつ骨吸収を最小限に抑えることができる。
奥歯|2008年03月27日
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