下顎の神経に近いインプラント

本日の患者様は30代の女性の方。

右下奥歯2本を喪失されてから数年が経過している。
歯を支えていた歯槽骨は垂直的な骨吸収(高さが減少)を呈している。

レントゲン検査では下歯槽神経まで約11㎜しか残存骨がなさそうである。
そうなると、神経から2㎜以上離さなければならない原則から、8mmのインプラントを選択しなければならない。
土台となる骨が地盤沈下を起こしているので、人工歯は当然長い歯になってしまう恐れが高い。

患者様の生活スタイルやご年齢によって、同じ状態でも治療方針は異なってくるのだが、30代という患者様のご年齢を考慮すると安易に妥協して治療は出来ない。

長い歯では食べかすが常に停滞し不潔になりやすいし、短いサイズのネジでは長期的安定性に疑問が生じる。

今後の長い人生や食生活を考慮し、ブロックでの骨移植と粘膜移植を伴ったインプラント治療をお勧めした。


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