治療期間、費用、長期的安定性の観点~
本日の患者様は50代の女性の方。
上の歯がほとんどなく、現在大きな入れ歯を入れていらっしゃる。
見た目も嫌だが、発音もうまくできないし、噛む楽しみがないという不満をお持ちであった。
お口を拝見すると、残存している歯もかなりぐらつきがある。
ここで、インプラントについては歯科医師の中でも治療方針が2つに分かれるのではないだろうか。
①残存する歯を何とか治療して保存し、欠損している部位にだけに埋入する。
②残存している歯を全て抜歯し、インプラント計画を行う。
①は良心ある歯科医であれば、必ず検討する方法である。歯科医であれば、誰しも天然の歯を温存できるものならしたい。
しかし、その部分を除いて埋入すると、左右2つのブロックに分かれるため本数がある程度必要になる。
もし数年経って残存歯が抜歯になった時、またその部位に埋入しなければならない。
これでは痛い思いを2度するだけでなく、料金的にもかなり嵩んでしまう。
残存歯の寿命がある程度予測できるならば、②の方法が賢明であろう。
数本残った歯を抜歯することによって、左右に2~3本ずつ埋入して全体を支えるALL ON 4あるいはALL ON 6にすれば、治療期間、費用、長期的安定性の観点でかなりのアドヴァンテージがある。
本日の患者様にもこの点をご説明させていただいた。
費用について|2008年01月25日
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