インプラントと再生歯科医療
本日の患者様は40代の女性。
十数年前に交通事故で上の前歯を喪失なさった。
残った歯を支台にロングスパンのブリッジを入れたのだが、最近になって支台ごと揺れるようになってしまったとのこと。
レントゲンを見ると前歯の骨は著しく減少しており、残存骨は3㎜程度しか残っていない。
ブリッジの支台となっている歯も周囲の歯槽骨が著しい吸収を起こしており、抜歯適応であった。
患者様は、インプラントでしっかりした歯をご希望だが、やはり前歯なので審美性を回復することも念願であると仰られた。
治療方針としては
①下顎オトガイ部からのブロック骨移植をし、安定するまでは義歯を使用する。
②グラグラの歯は歯周組織の再生療法を行い、周囲の骨を可能な限り再生させる。
③移植骨の安定後、埋入手術を行う。グラグラの歯は抜歯し、即時インプラント埋入を行う。
大きな流れとしては上記の通りご説明申し上げて、ご納得を頂いた。
現在インプラント治療では様々な再生療法が併用されながら行われている。
組織再生誘導法、骨再生誘導法、角化歯肉移植術などなど・・・。
全ての技術は、充分な機能と高い審美性の獲得のために行われる。
その他|2007年12月10日
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