晩期残存乳歯の抜歯即時埋入手術
本日の患者様は、40代の女性の方。
左下の5番目の歯(第二小臼歯)が先天性欠損で、そこには乳歯が残存している。
永久歯が先天性欠損で、その部位に抜けるはずの乳歯が残る事は珍しくない。
問題は、その乳歯が永久歯の代わりとして機能するかという問題である。
多くの乳歯は、徐々に根が吸収しグラグラになってしまうため機能しなくなってしまう。
これは、乳歯の根を溶かして永久歯を出そうとする破歯細胞の働きによるもので、たとえ後継の永久歯がなくてもこの細胞が働いてしまうのだ。
本日の患者様も、乳歯の根はほとんど吸収しており、骨内に2mm程度埋まっているだけでグラついておられた。
この場合、乳歯を抜歯して待機期間を置くよりも、抜歯と同時にインプラントの埋入手術を行ったほうが患者様のメリットは大きい。
手術が1回で済み、且つ短期でお望みの歯が入れられる。
乳歯に限らず、根が相当程度吸収した部位では抜歯即時埋入が主流になってきている。
奥歯|2007年11月20日
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