下顎前歯のインプラント
本日の患者様は30代男性の方で、趣味で野球をなさっていてボールが下の前歯に直撃されたとの事。
受傷直後より歯がグラグラしており、レントゲンを撮ってみると、歯は根の中間で折れてしまっていた。
根の先端、あるいは歯の頭の部分が破折しているのであれば保存できるのだが、根の中心で破折したものは抜歯の適応である旨ご説明申し上げた。
ブリッチにするか治療方針の選択をしていただいたところ、患者様はインプラントを選択された。
上の前歯でもそうだが、前歯は抜歯をすると歯を支えている骨(歯槽骨)が急速に吸収してしまう。
特に唇側の骨が吸収しやすいので、抜歯してしばらくしてからインプラントを行うと、最終的に長い歯になってしまい、審美性が劣ってしまう。
現在、前歯のインプラントでは、根の先に大きな病巣が無い限り、部分的骨移植を伴った抜歯即時埋入法が主流である。
そうすれば、唇側の歯槽骨の吸収は最小限で収まり、審美性を損なう事がない。
笑顔を作った時に、上の前歯より下の前歯の方が良く見える方も少なくない。
周囲の骨や歯肉び損傷の少ない慎重な抜歯を行い、綺麗な歯を入れて差し上げたい。
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前歯|2007年10月26日
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