大病院とクリニックのインプラント治療の差

本日の患者様は40代の男性。

数箇所ある欠損部位をインプラント治療で、とのご希望である。
当院にいらっしゃる前に複数の病院・クリニックでカウンセリングを受けられたとのことである。

患者様は、大学病院とクリニックでは治療レベルに差があるのかをしきりに気になさっておられた。

この質問はよく受けるのだが、答えは明確である。
大学病院だから絶対に大丈夫だとか、クリニックだからレベルが落ちると言うことは絶対にない。

インプラント治療(もちろん他の手術もそうだが)は術者の手腕に負うところが大きいのである。

設備が大規模な大学病院でも経験の浅い術者が行えば、困難な症例には太刀打ちできない。逆に百戦錬磨の術者のいるクリニックではかなり高度な治療まで行える。
また、

大病院とクリニックの最も大きな違いは何かと言うと、担当する医師が不変か否かである。
筆者も大学病院口腔外科出身なので内情を良く知るが、大学病院を始めとする大病院では定期的な人事異動がある。

インプラント治療は、手術すれば終わりの治療ではない。メインテナンスを含めると担当医とは一生の付き合いである。
大病院では、やっと心通じるようになった担当医が次回には異動になって、初対面の医師が担当医になることがしばしばある。

また、大病院では手術日が何曜日と決まっている場合が多いため、お忙しい方のご要望にきめ細かく対応するのがなかなか困難である。

 
しかしながら、まだまだ大病院志向が強い方も多く、最も大切なのはご自身が納得した医療機関で治療を受けることかもしれない。


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