下顎6番目は大事
本日の患者様は10代後半の女性。
下顎左右6番(奥から2番目)の歯が保存不可能とのことで、他院からのご紹介受診された。
歯科診療に携わる者が、しばしば行うのが下顎6番の治療である。
なぜこの歯が失われる事が多いのかと言うと、理由がある。それは生えるくる順番である。
生え揃った乳歯に変わって、6歳頃から永久歯が生え始める。まず最初に生えてくるのが上顎1番(前歯)と下顎6番である。前歯は親の歯磨きも届きやすいが、乳歯よりも奥の6番にはなかなか清掃が行き届かない事が多い。
そのため6番は最も虫歯リスクの高い歯となってしまう。
また、この6番と言う歯は噛み合せにおいても非常に重要な歯なのである。下顎の6番を1本失っただけで、人間の咀嚼能率(モノを噛み砕く効率)は35%低下すると言われている。たった1本失っただけなのに凄いダウンである。それだけこの歯は負担を受け止めているのだ。
それだけに、6番のインプラントは適切な位置に、適切な深度で、適切な太さで埋入しなければ長持ちしないのである。
今日は、そんなお話をしながら治療について説明させていただいた。
奥歯|2007年10月05日
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