喫煙とインプラント

07sainasu.jpg本日の患者様は20代の男性で、右上7番目の歯がボロボロになってしまったとのこと。

患者様は相当なヘビースモーカーで、喫煙者はインプラントが出来ないと雑誌で見たが、可能かどうかをお知りになりたいとのご希望であった。

まず、喫煙が口腔に及ぼす弊害はいくつかある。
摂取したニコチンによって歯茎の血管が収縮して免疫能が低下する。そのため、歯周病になりやすい。
また、歯茎にメラニン沈着を誘発し、歯茎が暗い色になってしまう。もちろん歯も汚れてしまう。
多くはないが、口腔癌の原因の一つでもある。

過度の喫煙はインプラントと骨の癒合を阻害してしまうことがある。
インプラントと骨の癒合においては豊富な血流が絶対的に必要であるが、手術直後から過度の喫煙をすると、やはり血管収縮によって血流を阻害してしまうからだ。

だからと言って、喫煙者に手術は不可能なわけではない。
最低限の期間(術後2~3日)禁煙していただき、減煙に協力をいただければよい。

ただし、長期的なインプラント寿命を考えると、禁煙していただく事が喜ばしいのだが・・。


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