一生一度のことだから
本日の患者様は下顎の奥歯を失っておられる方だった。
![]() | レントゲンを撮ってみると、 骨の高さが減ってしまっていて神経の太い管との距離が6ミリくらいしかない。 このまま埋めると神経を容易に傷つけ、下唇に麻痺やシビレが残ってしまう確率が非常に高い。 |
インプラントといってもいろいろな治療の場合があるが、歯を失うこと=周りの骨を失うことなので、多かれ少なかれ骨の移植を併用する事が多い。基本的には骨に囲まれていなくてはいけないのである。これを怠ると、1~2年はいいが5~10年するといろいろなトラブルが起きる。
ただ埋入すれば済んでしまうのは、ほんの少ししかない
骨の移植がイヤであれば
・奥歯なのに細いサイズを埋め、かぶせ歯がチューリップ状に大きくなりいつも食べかすが取りずらい形態になる
・神経の管をさけるため短いサイズを埋めると、5~10年後にダメになる
といったリスクを背負わなければならない。
我々としては、そのようなことがわかってながら、いい加減な埋入手術をするわけにはいかない。
将来的にダメになったときの患者様の落胆ぶりが大きいからだ。
骨移植を併用すると一時期は腫れてしまうのは、ご勘弁いただかなくてはならない
生涯一度のことだから・・・。
奥歯|2007年08月25日
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