インプラントと金属アレルギー
本日の患者様は20代の男性の方で、金属アレルギーをお持ちの方であった。
最近の若い方には何かしらのアレルギーをお持ちの方が多い。
卵アレルギーや青魚アレルギー、花粉症ももちろんアレルギーの一つだ。
アレルギーは異物を体内から除去しようとする免疫反応の過剰反応である。
一説によると、現代の子供は小さな頃から無菌のオモチャで遊び、テーブルに転がった食べ物も、汚いからと口にしなくなった。
そのため、体内の免疫担当細胞が余ってしまって、本来異物として認識すべきでない物まで攻撃の対象にしてしまうそうである。
少々脱線したが、お口の中に様々な金属を使って修復しているのが、日本の歯科医療の実態である。
金属はイオン化し、唾液と混ざり合って体内に浸透していく。
過敏な方はここでアレルギー反応を生じてしまう。
インプラントはイオン化しないチタンを使用しているため、アレルギーを生じることがほとんどない。
上部構造の人工歯にもオールセラミックを使用する。
そうすれば、他の歯科処置(ブリッジにしたり、入れ歯にしたり)よりも体にやさしい治療と言える。
今後も生体にやさしい材料が開発され、アレルギーをお持ちの方にもっと安心して治療を受けていただけるように望む次第である。
その他|2007年08月21日
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